平均値の差を標準化したもの

「平均値の差を標準化したもの」の具体例としては、「Cohen’s d」が代表的です。上の文献から引用すれば、これは次の式で記述されます。

 


これの意味するところは、「群間の平均値が標準偏差の何倍離れているか?」です。d=1なら、標準偏差分だけ離れているということです。

 


こうしたタイプの効果量は、その代表がdであることから、「d family」と呼ばれることがあります。