中学女子生徒 男性教諭の性的質問でPTSDに 埼玉


先月、埼玉県三郷市の中学校で、20代の男性教諭が女子生徒に性体験の有無を尋ねるなどの不適切な発言をし、その後、女子生徒がPTSD=心的外傷後ストレス障害と診断されていたことがわかりました。三郷市教育委員会によりますと、先月4日、市内の市立中学校に勤務する20代の男性教諭が女子生徒と2人で教室で補習を行っていた際、休憩中に性体験の有無を尋ねたということです。このほかにも、無料通信アプリLINEの連絡先を交換するよう求めたほか、休憩中のやり取りを誰にも言わないよう口止めする不適切な発言をしていたということです。女子生徒はその後PTSDと診断されたということで、男性教諭は市の教育委員会の調査に対し不適切な発言をしたことを認めたうえで、依願退職しました。三郷市教育委員会は「信頼を損ねる事態となり大変申し訳なく思っています。今後は信頼回復に努めます」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171229/k10011275071000.html