こんにちは
昨今、世間を騒がす大人の不祥事など見ましても、なるほどなと感じます。
ゴルデンウィークはいかがお過ごしでしょうか?
カラッとしたお天気が続いていましたが、今日から少し崩れるようですね。
今年は、我が家のシャクナゲが、たくさん蕾をつけきれいに咲いています。
(株の割に毎年蕾が少なかったので、今年度は真面目に水やりをしました。)
これは、作家であり評論家でもある故宮川俊彦氏が、作文教室の講義中に、当時小学生だった息子達生徒にむけて仰られた言葉です。
昨今、世間を騒がす大人の不祥事など見ましても、なるほどなと感じます。
3月より小学5年生の算数クラスがスタートしました。
思考力、読解力を身に付けて欲しいので、〝どんぐり式算数〝を取り入れています。
考える事を習慣にして欲しいと思っています。
算数、数学ですが、私達世代と大変異なり、履修単元が増えています。
履修範囲が広いので、学校では先生たちも計算問題を解けるように指導する事がやっとで、応用問題までは行き届いていないと感じています。
子供達はじっくり問題に向き合う、考えると言う時間が与えられていないのです。
そんな現状から、小学生のうちから考える習慣をつけてもらいたくて、どんぐり算数を取り入れました。
この問題は、読解力がないと解けないように作られています。
5年生の女の子4名、レベル2からスタートしました。
例えば先日取り組んだ問題の一例です。
「フンコロガシ組は毎朝3人一緒に2ヶ所の公園行って1人5個ずつのフンを集めます。ウンコロガシ組は毎朝4人一緒に3カ所の公園に行って1人2個ずつウンコを集めます。では1週間で集めたフンとウンコの数はどちらが何個少ないでしょうか。」
この問題の難しい点は日本語の解釈です。
2通りの解釈が出来ます。
「フンコロガシ組は2ヶ所の公園に行って1人5個ずつのフンを集めます。」
2ヶ所の公園を公園A 公園Bとすると
公園Aで5個、公園Bで5個ひろうのか。
この場合は、
1人10個拾うことになりますね。
10✖️3=30
よってフンコロガシ組のチーム合算数は30個です。
それとも 公園A、Bまわって、合わせて5個拾うのか?
この場合ですと
5✖️3=15
合算数は15個
そしてウンコロガシ組も3ヶ所の公園 A, B,Cそれぞれで2個ずつ拾うのか。
そうすると、1人6個拾うことになるので、
6✖️4=24
チームとしては24個。
または、
公園A,B,C と合わせて2個だけひろうのか。
2✖️4=8
チーム全体では、たったの8個。
この場合、行った先で1個も拾わない公園が出てきてしまいますので、わざわざ3ヶ所まわる必要がないですね。
と言う訳で、行った先々の公園で拾うという解釈が正解なのです。
この問題、それぞれの公園で必ず拾います。などと一言添えてあれば簡単に解けますね。
ですが、
どんぐり式算数の良い点は、日本語を噛み砕いて考えないと解けない点にあります。
書かれてある日本語の意味を自分の経験に重ね合わせて解くのです。
学習は、(言語もそうですが)経験と合致する事で理解に繋がります。
学校の算数の学習もありますので、どんぐりは1週間に2問程度しかできませんが、2ヶ月経ち、生徒さん達、文章を絵や図に表して解く事に慣れてきました。
そして、簡単に解けそうもない問題もすぐに諦めず、考え、取り組もうとする姿勢に変わってきていると感じます。
答えを出すのではなく、答えに至るまで考えると言うプロセスを味わい、楽しんでもらいたいのです。
保護者様からも
・しっかり考えるようになりました。
・計算問題だけでなく、文章題も解けるようになるので、凄くいいですね。
と好評頂いております。
「世の中、〝考える〟ということをしない、人間の皮を被った猿が沢山いる。人は考えるから人なんだ。考えないやつは猿同然。
人間になるのか、猿になるのか。。
考えると言うことをしないとダメだぞ。」
今でも強烈に私の耳に残っています。
考えること、想像すること。
人を〝人〟たらしめるものの根幹ですね。
Enjoy your holidays

