モンテッソーリ教育を受けると、子どもが劇的に変わり、優秀になり、年齢以上の事が出来るようになると思われている方が、大変多いことに驚かされます。


モンテッソーリ自身、カトリックのクリスチャンでした。モンテッソーリの一番根底にあるのは、キリストの愛です。
モンテッソーリ教育=(イコール)平和教育とも、言われています。

子ども達の様子を見ていると…

初めは中々、お母様から離れることができません。特に、敏感期(2歳、2歳半)のお子様は、警戒心が強く 他人に積極的に声をかけられたり、触られたりするのが苦手です。じっと、様子を伺っています。自分から進んで行くことは、まずありません。

段々、自分のお気に入りの教具に出会うと、少しずつ変わっていきます。同時に私との信頼関係もできてきます。

ここまでの道のりが、お母様にとって一番イライラする期間です
私のお教室では、最初の1ヶ月~3ヶ月はお母様に、お部屋に入室して頂いています。その時、お母様にお約束をいくつかお願いしています。

口出し手出だしは、絶対にしない

透明人間になったつもりでいてください

お教室の前後に、お子さまに指示をしない
…今日は、○○やったら、次に行った時は○○ちゃんやっていたの やってみたら…


最初、このお約束を守る事はお母様方は、とても辛そうですショボーン
黙って見ると言うのは、我慢との戦いです。どれだけご自分が口やかましく 手出ししていたのか、どの方もお気付きになられます✨おねがい

子どもが何に興味があり、何が得意か見極めるのが、教師の役目です。それに、出会うと、何度も何度も繰り返しやります。
大人からみたら、もう充分やったから他の事をやれば良いのにと思います。
特に、敏感期のお子様は同じ事を、何度も何度もやります。

子どもの中で、これで良し完了というタイミングがきます。充分満足するまでやれた子どもは、自然に落ち着き穏やかになっていきます。少し難しいもの、苦手な事にも自ら挑戦していきます。
ここまで来るのには、半年くらいかかるお子様もいます。
自分からやってみよう、やってみたい、もっとやりたい❕
この心の変化で、子どもが変わっていく事が、わかります。
お友達にも、親切になり  貸し借りもスムーズに出来るようになります。そして、何よりも「待つ」事が、出来るようになり、きちんとお話も聞けるようになっていきます。

心が満足になることで、平和な心が育っていくのではないでしょうか


モンテッソーリは、自己教育とも言われています。自分で自分を育てる教育です。
私達、教師は助力者です。わからないところを少し、お手伝いし後は控えます。
先生が、目立ってはモンテッソーリ教育はできません。



夢中になると、思わずお口がトンガってきます口笛
リリアンをやっています。網目が、綺麗に揃って編めるようになりました✨