
この本が手元に届いてから何回読んだでしょう…(笑)
つくづく美しい物語だと痛感しつつ、今また本を置きました。
こう言うとイヤな人がいるのかもしれないけど
宝塚で言う“ベルばら”が鉄板であるように
スタジオライフにとって“トーマの心臓”は鉄板ですね。
宝塚はベルばらをやる度にファンを増やし、ライフはトーマをやる度にファンを増やす・・・
そう思えるような、作品かと思います。
いや~・・・深い。
萩尾先生が20代半ばで、このような作品を作るなんて、こんな美しい言葉を紡ぎ出すなんて。
池田先生もあの頃、あのお歳で!ベルばら描いたのもビックリだけど。
私が20代半ばの時なんて“今日は何やって遊ぼう、どこで飲もう?”しか頭になかったわ…

やっぱり才能ある人っているんだねぇ~。
尊敬します。
話はちょいズレましたが
トーマの心臓ってのは、あちらこちらに“許し”というものがテーマになっているように思います。
ふと自分を振り返ると、私はいつも全てを許せず、そんな自分も許せずにいます。
自分はなんて愚かなんだろう…と。
そんな自分を許してくれる人などいないと。
人は生まれながらにして罪深い。だから努力して良い人になるのだと。
私は努力できるのだろうか…
などと、“生きる”ことにそもそも興味が無い私が
そんな努力ができるのだろうかと、そんなことまで考えてしまう一冊になりました。