ブログネタ⑥

ブログネタ：「ドラゴンボール」で好きなキャラ 参加中

遂にきましたね。

はっきり言ってこの記事は長くなります。

興味のない方にはつまらない記事となりますのでお飛ばしあそばせ。

※特定のキャラクターを貶める発言が出ると思われますが全て愛故の為ご了承下さい。

結論から申し上げますと

本編主人公のピッコロ（マジュニア）さん推しです。

え？主人公は孫悟空？

そんな事はありません。

ドラゴンボールのタイトルが示す通り

ドラゴンボール＝神＝ピッコロさん

という図式が最終的に原作の中で成り立ちます。

誰がなんと言おうとドラゴンボールの主人公はピッコロさんなのです。

まずはピッコロさんの戦闘における実績をピックアップしたので見てみましょう。

第1戦　 天下一武道会予選
○ピッコロさん【デコピン】顔の見えない少林寺風なデブ×

第2戦　 天下一武道会予選
○ピッコロさん【片手ネックハンギングツリー】ムエタイっぽい人×

第3戦　 天下一武道会　第1回戦
○ピッコロさん【ギブアップ】クリリン×

第4戦　 天下一武道会　準決勝
○ピッコロさん【魔封波がえし】シェン(神様)×

第5戦　 天下一武道会　決勝戦
×ピッコロさん【舞空術頭突き】孫悟空○

第6戦　 204話　さようなら孫悟空
○ピッコロさん【魔貫光殺法】ラディッツ×

第7戦　 216話　怯える戦士たち
○ピッコロさん【口から怪光線】サイバイマン×

第8戦　 223話　ピッコロと悟飯
×ピッコロさん【強力なエネルギー波】ナッパ様○

第9戦　 301話　はてしないエスカレート!!
△ピッコロさん【フリーザ様御変身】第二形態フリーザ様△

第10戦　303話　フリーザのダメ押し!!
×ピッコロさん【ひゃひゃひゃひゃ…!】第三形態フリーザ様○

第11戦　317話　生か死か…
×ピッコロさん【どどん波っぽいエネルギー波】最終形態フリーザ様○

第12戦　347話　トランクスの疑惑
△ピッコロさん【ピッコロさんが圧倒するも逃げられる】人造人間20号△

第13戦　354話　余裕の人造人間たち
×ピッコロさん【左のパンチ】人造人間17号○

第14戦　364話　笑うセル
△ピッコロさん【ピッコロさんが圧倒するも太陽拳で逃げられる】初期セル△

第15戦　368話　忍びよるセル
△ピッコロさん【強化セル介入により終戦】人造人間17号△

第16戦　370話　新生ピッコロ　決死の抵抗
×ピッコロさん【ゼロ距離からエネルギー波】強化セル○

第17戦　408話　孫悟飯爆発!!
△ピッコロさん【戦闘描写はないものの互角に戦ってたっぽい】セルジュニア△

第18戦　439話　クリリンそしてピッコロの戦い
×ピッコロさん【棄権】界王神様○

第19戦　448話　虎穴に入らずんば…
×ピッコロさん【石化効果のある唾飛ばし】魔王ダーブラ○

第20戦　499話　罠
×ピッコロさん【吸収される】魔人ブゥ○

20戦6勝9敗5引き分け、勝率3割3分3厘

主人公としてはいささか頼りない数字と思われます。

しかし戦績をよく見てみると

ドラゴンボールの特徴のひとつでもある戦闘力の過剰なインフレ

これにサイヤ人以外で唯一後期まで食らいついてきた存在である事がいえます。

しかしながら数字にすると尻すぼみ感はいなめませんね。

ピッコロさんの魅力は戦闘以外の部分にありそうです。

初登場は第161話『孫悟空　勝つ!!』の最終ページ最後のコマ。

つまりそれ以前の160話に渡る物語はオープニングSEに過ぎなかったのです！

ドラゴンボールの本編はここから始まります。

まず登場していきなり

父のカタキ殺す！平和キライ！

そのうちやってやるぞ！

と親思いの優しさ溢れる発言が見られます。

後に脚光を浴びる人情派なキャラがすでにこの時点で確立されています。

子供の家庭内暴力が珍しくない現代では彼のような親孝行者をお手本としたいですね。

そして第181話『神の誤算』では自らの分身である神と戦うのですが

二ヶ国語を操るバイリンガルっぷり。

力だけではなくインテリジェンスな語学能力を有します。

しかもこの回で披露した魔封波がえしに見られる

同じ過ちを繰り返さない類稀なる学習能力！

魔封波がえしで神を小瓶に閉じ込め、それを飲み込んで孫悟空に一言

これでオレ様を殺さんかぎりビンはもどらんぞ

だがオレを殺せばやつも死ぬ…困ったな…！

相手の弱みを瞬時に突いた見事な戦略です。

世が世なら万の軍勢を率いる名軍師になっていたでしょう。

これだけでもピッコロが武と知を兼ね備えた主人公に相応しい存在である事がわかります。

そして時は流れ孫悟空の息子、孫悟版の秘めたる潜在能力に目をつけます。

人を見る目も確かです。

名選手が名監督になるわけではないとスポーツの世界では言いますが

ピッコロさんが見出した孫御飯は最終的に作中最強のキャラとなります。※フュージョン除く

指導力も伴っています！

しかもそのカリスマ性故に悟飯には唯一無二の師としてリスペクトされています。

そんなピッコロさんも界王様に弟子入りする際の条件として『界王様をギャグで笑わせる』という試験には苦労したようです。

完全無欠に見えたピッコロさんにも弱点はあったのです。

しかし修行の甲斐あってか、後に人造人間がカメハウスに攻めてきた時に中で寝ている仲間に

起きろ、最悪の客のお出ましだ

と随分ボキャブラリーが豊富になった一面も見せつけます、これも類稀なる学習能力のなせる業。

ピッコロさんは後のセルゲーム直前に悟飯に自分と同じ服をねだられた時にこう言い放ちます。

わかった、かっこいいやつをプレゼントしてやる。

ピッコロさんはファッションセンスも抜群！

しかしアニメ版ドラゴンボールZ第125話 『免許皆伝？悟空の新たなる試練』において

孫悟空と一緒に運転免許の教習所に行く際

青のキャップを逆さかぶり（触覚はキャップの中にしまう）

紫のロンTにPOST BOYと書かれた黄色のTシャツを重ね着

という衝撃的なファッションを披露し、TPOに応じる社会性を有している事を証明しました。

彼は作中でネイルさん・神と2回融合（同化）を果たします、その際両方とも

あくまでもオレが主体でお前を吸収する！

気に入らなかったらすぐに追い出すぞ

と相手の足元を見て、ここぞという場面で優位な姿勢を保ち続けました。

この優れた交渉術をもってすれば優秀な営業マンにだってなれたでしょう。

これで読者の皆さんにもピッコロさんが

武力

知力

学習能力

ファッションセンス

カリスマ性

豊富なボキャブラリー

交渉能力

社会性

を兼ね備えた超人である事がわかってもらえたと思います。

そしてピッコロさんと言えば愛弟子孫悟飯に対する、父親に似た愛情を有する事で知られています。

サイヤ人ナッパ（様）の痛恨の一撃から身を挺して悟飯をかばい、死の淵で涙を流しながらのこの名台詞

な、なさけない話だぜ…

ピッコロ大魔王ともあろうものがガキをかばっちまうなんて最低だ…へ、へへ…

きさまら親子のせいだぞ…あ、甘さがうつっちまった…

だが悟飯、オレとまともにしゃべってくれたのはお前だけだった…

きさまといた数ヶ月、わるくなかったぜ…死ぬ…な…よ…悟…飯…

悪の化身であったはずのピッコロさんに愛が芽生えた瞬間です。

そしてここから彼は親としての深い愛情を誰よりも知る男となります。

時は経ちセルゲーム終盤

孫悟飯の実の父親、孫悟空

悟飯を怒らせる為にセルをけしかけるダメな父親に一喝。

今悟飯が何を思っているかわかるか！？怒りなんかじゃない！！

なぜお父さんはボクがこんなに苦しんで死にそうなのに助けてくれないんだろう…

ボクの命よりフェアな男らしい勝負の方が大切なんだろうか…と。

忘れるな！実力はナンバーワンになってもアイツはまだ子供だ…！

息子の気持ちを全く考えない身勝手な孫悟空よりも

ピッコロさんに親権を譲渡すべきだと、ファンから抗議の声が上がった瞬間です。

それもそのはず、戦闘力では劣りますが

悟飯への愛情はもちろん、この時点で社会的立場でも圧倒的優位に立っているのです。

孫悟空＝結婚してから13年間ニート※結局生涯お金を家庭にいれることはなかった

ピッコロさん＝分身であった神と同化、つまり神

息子に愛を注がないニートと慈悲深い神、圧倒的な格差です。

しかし当時ピッコロさんの愛は悟飯へだけ向けられた歪なものかと思われていました。

ですが後にベジータが魔人ブゥと刺し違える覚悟を感じた彼は言います。

あいつははじめて自分以外のもののために戦おうとしているんだ…

この台詞でピッコロさんが愛の本質を完全に理解し、有している愛の戦士である事が証明されました。

そもそも親思いな人だし…

長くなってしまいました…

稚拙な文章にお付き合いいただいた方々、本当にご苦労様です。

ピッコロさんの凄さ、わかってもらえましたか？

まだまだ書きたいことはあるけど

ピーク時には人造人間17号とタイマンで五分にわたりあったピッコロさん

いつのまにか天津飯まで敬語で接するほど尊敬されているピッコロさん

素直な悟飯は得意でも悟天とトランクスのヤンチャ小僧達に手を焼くピッコロさん

ゴテンクスに付き合っては…はぁ～～～いとノっちゃう空気の読めるピッコロさん

本当の名前も忘れてしまった忘れっぽいのがたまに傷なピッコロさん

恋愛には疎い純情なピッコロさん

父親の記憶がない私には、彼の優しく厳しい悟飯への愛がまぶしくうつりました。

私はあんな父親が欲しかったのかもしれません。

今夜は

ピッコロさん　だ～いすき
作詩／谷穂ちろる
作曲／池　　毅
編曲／山本健司
歌　／野沢雅子（孫悟飯）

を聴こうと思います。

ちなみに今回はピッコロさんでしたが

ドラゴンボールの主要キャラでしたら

誰を題材にしてもこれぐらいボリューミーな記事はかけます！

それではごきげんよう

バイバイ(・ε・)