論争勃発? | あわてんぼーのブログ

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スワローズファンです。宜しくお願いします。

 先ずは下記に有るプレイを見て頂きたい。


 バファローズ対ライオンズ戦での守備妨害の判定


 このプレイを巡り、あるところで論争が勃発しているのである(2ちゃんねるですが)


 要約すると7.09(g)か7.09(j)【原注】を適用しダブルプレイを主張する人と、7.09(j)を適用した福家球審の判定を支持する人の間で論争が起きている。


 そもそも7.09(g)と7.09(j)と7.09(j)【原注】とは何ぞや?


 野球規則を確認しよう。


 先ず7.09(g)は、次のように書かれている。


 7.09(g)打者走者が、明らかに併殺を行わせまいとして故意に打球を妨げるか、又は打球を処理しようとしている野手を妨害したと審判員が判断したとき、審判員は打者走者による妨害によるアウトを宣告するとともに、何処で併殺が行われようとしていたかには関係なく、本塁に最も近い走者に対してアウトを宣告する。この場合、ボールデッドとなって他の走者は進塁する事はできない。


 7.09(j)と【原注】には、こう書かれている。


 7.09(j)走者が打球を処理しようとしている野手を避けなかったか、あるいは送球を故意に妨げた場合。

 ただし、2人以上の野手が接近して、打球を処理しようとしており、走者がそのうち1人か2人以上の野手に接触したときには、審判員は、それらの野手のうちから本規則を受けるのに最もふさわしい位置にあった野手を決定して、その野手に触れた場合に限ってアウトを宣告する。(7.08b参照)


【原注】捕手が打球を処理しようとしているときに、捕手と一塁へ向かう打者走者とが接触した場合は、守備妨害も走塁妨害もなかったものとみなされて、何も宣告されない。打球を処理しようとしている野手による走塁妨害は、非常に悪質で乱暴な場合だけ宣告されるべきである。たとえば、打球を処理しているからといって、走者を故意につまずかせるようなことをすれば、オブストラクションを宣告される。

 捕手が打球を処理しようとしているのに、一塁手、投手が、一塁へ向かう打者走者を妨害したらオブストラクションが宣告されるべきで、打者走者には一塁が与えられる。


 となると、7.08(b)にも触れなければならない。


 7.08(b)走者が、送球を妨げた場合、または打球を処理しようとしている野手の妨げになった場合。とあり、今回のようなケースが当て嵌まるのは・・・


【原注1】打球(フェアボールとファウルボール区別なく)を処理しようとしている野手の妨げになったと審判員によって認められた走者は、それが故意であったか故意でなかったかの区別なく、アウトになる。

 ~以下略~

【注1】“野手が打球を処理する”とは、野手が打球に対して守備しはじめてから打球をつかんで送球し終わるまでの行為をいう。したがって、走者が、前記のどの行為の守備行為でも妨害すれば、打球を処理しようとしている野手を妨げたことになる。


 私は、福家球審が適用した7.09(j)を適用し打者走者のみをアウトにした判定を支持する。


 理由は、7.09(g)は明らかに故意が認められるか、悪質性が認められる場合のみ適用されるべきであるし、7.09(j)【原注】を適用する場合は、打球を処理しようとしている捕手と一塁へ走ろうとする打者走者が避ける事ができなかったと判断した時に適用されるべきであって、間違っても守備側に不利益が講じたから?講じそうだから、アドバンテージとかいってプレイが終わるまで流してしまうのは間違いだと思います。


 つまり、打球を処理しようとしている捕手と打者走者が接触した時に、捕手がその後の守備行為(送球)してダブルプレイが成立したら7.09(j)【原注】を適用し、ダブルプレイが成立しなかったら7.09(g)を適用するという事は有ってはならないと思う。


 理由は『守備妨害』にアドバンテージ等『公認野球規則』に存在しないからである。


 それに、7.09(g)7.09(j)【原注】2言論には無理がある。


 それは、打球を処理しようとしている捕手と打者走者が接触したけど避けられたと判断=故意・悪質とするには無理があるからである。


 故意ではないが、打球を処理しようとしている捕手と打者走者が避けられたのに避ける事ができなくて、接触し守備を妨害してしまった。

 個人的見解だが、あくまでも7.09(j)【原注】は、打球を処理しようとしている捕手と一塁へ走ろうとしている打者走者が、避ける事ができなかった接触に限って適用すべきであるし、7.09(g)は、打者走者が捕手の守備行為に対してダブルプレイを行わせまいとして故意に体当たりするとか、悪質性が認められない限り適用すべきではないと考えます。


 あえて、7.09(g)を適用するなら、ノーアウトか1アウトでランナーが1塁にいて打者がバントして捕手の前に小フライを打ち上げて、その打球を処理しようとしている捕手に対して、打者走者が故意にスタートを遅らせて体当たりした場合?くらいしか思い浮かびません。(バントしたときとか、ランナーが1塁にいる時とは限りませんが・・・)


 肝心な事を1つ。


 守備妨害が発生した時点で『ボールデッド』になる事を付け加えておきます。