名大医学部消化器外科でも、下部胆管がんと診断され、手術前に、どの程度、癌が進行しているかを調べるために、からだの外から(みぞおちのちょい下あたり)に細いチューブを挿して、胆管に挿します。

胆管から、胆汁が出てきて、それを体外でボトルに保管して、たまった胆汁を毎日飲みます。

これが、とてもにがいんです・・・

けっこう、飲むのが、苦痛でした。

胆汁には、身体にとって、とても栄養になる成分がたくさん入っているので、飲んだほうが、体力維持には、よいそうです。

もともと、肝臓が解毒した老廃物が、胆嚢で濃縮され、すい臓の頭部を通って、十二指腸に排出されて、腸で吸収されるので、あたりまえといればあたりまえですが、とにかく飲みにくくて、にがいです・・・

毎日、飲むのが、つらかったです。

1週間に1サイズ大きいチューブに換えていって、4週間かけて、一番大きい径のチューブをいれます。

細胞サンプルを取れる、ハサミと小型カメラが入る大きさになるまで、徐々に、一番大きい径に広げてました。

胆管の上部、中部、下部、胆嚢など各部分のサンプルを採取して判定の結果、癌の部分はありませんでした。

その結果、すい臓の頭部に腫瘍ができていて、栓をして、胆汁が逆流している状態であることが、推定されました。


胆汁が排出されるようになった結果、ALT,ASTγ-GTPは徐々に、正常値に近づいてきました。


手術日は、平成 19年 5月 15日 でした。 前回のブログでは14日になっていましたので、訂正されていただきます。



平成19年3月19日 名大医学部に 転院することになりました。・・・


尾西病院では、年間症例数が数例なのに対し、名古屋大学第一消化器外科は、世界で一番症例数が多いということで(年間症例数 数百以上) 名大医学部付属病院に転院することにしました。


今は、セカンドオピニオンは、一般的になり、お医者さんは、ほかの病院に意見を聞きに行っても、いやな顔はしませんね・・・


3月27日 入院なので、それまでは、一時退院して、自宅にもどりました。


入院したときの 血液検査の結果です


血糖値       126     空腹時血糖値80~110mg/dl未満

AST          69     5.0~40  IU/L

ALT         222     0.0~40  IU/L

ALP         782     100~350 IU/L

γーGTP      806     5~60    IU/L


ほとんど、毎日検査しましたが、すこしづつ、数値も減少していきました。


4月4日 上行結腸~盲腸ファイバー検査でした。

人よりも、大腸が長いせいで、大腸ファイバーが入りづらく、けっこう、痛くて、大変でした。

盲腸までどうしても入らず、盲腸手前までしか、入りませんでしたが、 たぶん、目視上、異常はない とのことでした。

下剤の量が足りなくて、けっこう便が残っていましたが、たぶん、異常はないでしょう とのことでした。


4月6日 経皮経肝胆管造影・経皮経肝胆管ドレナージ(PTBD) の手術を受けました。

 検査の目的 

肝臓で作られる胆汁の流れ道である胆管と胆汁を蓄えておく胆嚢の様子を調べるために造影剤を用いて行うレントゲン検査です。腹部超音波検査やCT検査などで胆管の狭窄や閉塞が疑われる場合、その部位や原因(胆管の結石、腫瘍、炎症、圧迫など)をつきとめるために、また胆汁が肝臓に貯留し黄疸をきたしている場合は胆汁を外部に流し黄疸を軽減するために行います。胆管炎を起こしている場合は、胆管に貯まった菌のついた胆汁を外に出すことにより炎症を抑えます。黄疸を長い間放置しておくと肝臓が障害をうけ肝硬変になります。

また胆管炎は非常に重篤になりやすく敗血症を併発し生命に危険がおよぶこともあります。


と書かれてありました。


口から、胃カメラを飲み、尾西病院で差し込んだチューブをとり、みぞおちの辺りに、体外から、チューブを挿して、胆汁を排出するとともに、穴を徐々に大きい経のチューブに換えていき、1ヶ月後くらいに、小型のカメラとカンシを入れて、細胞を採取して、がんの進行度を確認するそうです。

チューブから、排出される胆汁には、さまざまな栄養分が含まれているので、飲まなければならないのですが、

これが、とてもまずくて、にがいのです。

これには、ほんとに まいりました・・・


胆汁を排出できろようになったので、徐々に、数値が正常に近づいていきました。


平成19年4月8日の血液検査データです

血糖値        82     空腹時血糖値80~110mg/dl未満

AST          36     5.0~40  IU/L

ALT         139     0.0~40  IU/L

ALP         770     100~350 IU/L

γーGTP      711     5~60    IU/L


平成19年5月14日が、手術日になります・・・



ちなみに 2007年 3月 1日の血液検査の結果です


            検査数値  正常値

総ビリルビン    7.2     0.2~1.0 mg/d

AST         157     5.0~40  IU/L

ALT         352     0.0~40  IU/L

ALP         793     100~350 IU/L

γーGTP      903     5~60    IU/L

でした・・・

総ビリルビンは、正常値の 7倍、ASTは、正常値のほぼ 4倍、ALTは、正常値のほぼ 9倍、ALPは、正常値のほぼ 2.2倍、γーGTPにいたっては、正常値の15倍 というありさまでした。


現状では、胆管が詰まり、胆汁が逆流している状態だそうで、胆汁が出て行く場所がないので、おしっこに出たりするそうで、

これから、胆道にチューブを通し、胆汁を十二指腸に排出します


すごいですね・・・!

劇症肝炎 寸前状態でした・・・



最近は、手術、検査のときには、必ず、説明して、承諾書にサイン、捺印するんですね・・・


手術・検査・その他治療処置の説明・承諾書 なるものの説明して、承諾書に署名、捺印をしました


内容は以下のとおりです



手術・検査・その他治療処置の説明・承諾書


私は患者  三根 茂  殿の症状・病名とこの度実施する手術・検査・その他治療処置について、以下の通り説明しました。


1. 症状・病名

   閉塞性黄疸

2. 内視鏡的逆行性膵胆道造影(ERCP)

   内視鏡的胆道ドレナージ術

3. 説明の内容 

 1.手術・検査・その他医療処置の必要性

   黄疸があり、放置しておくと、胆管炎を合併し、全身状態が急激に悪化することがあります。

 2.手術・検査・その他医療処置の危険性

   ERCPの合併症として、急性膵炎、胆管炎、胆嚢炎、穿孔、ショックなどがあります。

   ドレナージ術の合併症として、出血があり、死亡例の報告もあります。

 3.他の治療方法との比較

   経皮経肝的ドレナージ術もありますが、入院期間が長くなるので、最近は減少傾向です。

 4.麻酔の方法

   咽頭麻酔

 5.その他特に説明した事項

   検査中の苦痛はありますが、体の外には、チューブなどはありませんので、

   終了後の苦痛はあまりありません。


H19年 3月 1日 愛知県厚生連尾西病院 内科 神谷ヤスタカ


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私は上記医師から説明を受け納得しましたので、この度の手術・検査・その他医療処置を受けることを

承諾します。 なお上記説明書類の写しも受領しました。


H19年 3月 1日


患者名           三根 茂



という内容でした。


けっこう、怖い内容ですが、 あっさり、署名捺印しました。

いまさら、動揺しても、しかたないな・・・ という 開き直りの精神でした・・・


翌日(2007年3月2日)、緊急?応急処置的手術でした。


十二指腸に胆管の出口があり、その穴にチューブを挿すのですが、なかなか、入らないので、チューブが胆管の入口にあたる度、いままで あじわったことがない痛みにのたうちまわりながら、なんとか、

手術は成功しました。


胆汁が流れるようになったので、徐々に 総ビリルビン、AST、ALT、ALP、γーGTPの数値が下がってくると思います。



すい臓がんを患って、3年になり、自分のからだに自信がもてるようになりましたので、これから、時間をみつけて

不定期ではありますが、ブログを更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。




   


お医者さんが、”黄疸がでとるぞ・・・”といいお医者さんがびっくりしました。

その後、超音波検査をしたら、胆石が、うつらないので、お医者さんの表情が一瞬くもりました。

すぐ、その日に、愛知県稲沢市にある尾西病院に、入院しなさいと言われ、紹介状をわたされました。

尾西病院に行くと、”歩けるから、だいじょうぶだ”と言ったが、車椅子に乗せられ、病室に直行となりました・・・

診断の結果、 ” 下部胆管がん ” と診断されました。

最近は、がんの告知は、普通の病気と同じ感じで、ためらいもなく、言われるんですね・・・

さいわいにも、尾西病院には、同級生が医者として勤務していて、少なからず、心の助けとなりました。