一般参賀に行ってきた。

今年5月の退位が決まっている平成天皇皇后陛下にとって最後の参賀とあってかなりの人出が予想されたが、予想をはるかに超える人出と待ち時間だった。人出は過去最高の15万4800人。待ち時間4時間以上(東京駅方面と二重橋方面からの列により違いがあったと思われる)。

 

二重橋に10時45分頃到着。3回目の11時50分に合わせたつもりが最終回まで待たされる羽目になった。参賀ツアーのはとバスが停車している二重橋前の公園(伊達政宗公の銅像があるところ)の左前方に並んで14時ころまで待たされる。少しでも動いていればいいのだが、同じ場所に狭い空間で並んでひたすら2時間以上待たされると血液の循環が悪くなるのか、腰痛に襲われ、閉口した。救われたのは好天に恵まれ、寒さを感じなかったことだ。しかし高齢の方もかなりいてトイレの不安もあり我慢の限界ではなかったかと思う。多くの外国人も混じっていたが、大変な経験だっただろう。

 

最初の方で触れたが、JR東京駅方面からの人たちと地下鉄千代田線二重橋方面からの人たちでは待機場所のスペースの問題で待ち時間がかなり違っていたのではないかと推測している。というのは二重橋左前方向に待っていた1,2,3番の列が午後長時間待たされている間、東京駅方面からの列がずっと優先的に二重橋を渡って行った。本来なら二重橋方面1,2,3入れたら、東京駅方面1,2,3を入れるという方法ではなく全くどういう順序で入れているのか並んでいる人たちには理解できず、いつになるのか読めないのが一層疲れさせる要因になった。

 

関西弁の奥さんが旦那さんと隣でおしゃべりしているのを耳にしていると、奥さんの方が話し上手で説得力があるように思われたが、独特な押しの強さは関東人と違って喧嘩などした場合は、しんどいだろう、と勝手に思ってしまった。また6歳くらいの男の子を連れた関西人の母親が「ママのど乾いた」と言うと、「トイレに行きとうなるから口を湿らすくらいにしといて」と諭していたのを聞いて流石だと思った。あと何時間待たされるか読めない場所でのトイレの不安は怖くもある。

 

11時前から約3時間並んでいた列がようやく動き始め、カバンの中身とボディーチェックが始まった。やれやれやっと入場かと思われたが、3番のカード列に並ばされ、そこで再び待つ羽目に。すでに時間は14時半。携帯で情報をキャッチした人が仲間に流すのを聞いていると、予定だと14時20分5回で最終参賀になっているところを多くて入りきれないため、皇室側が2回追加して7回参賀を急きょすることが決定。我々の列は結局最終回にどうにか入れてもらい、15時過ぎからの7回目の参賀となった。過去最多の15万4800人の参賀の人たちを迎えた平成最後の一般参賀、天皇陛下の「わが国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります」という言葉にはヨーロッパなどの王国と違い、政治的特権は一切持たず、象徴としての心遣いが伝わる素晴らしいものだと思う。今年が平穏な年であることを祈りたい