先発菅野がコントロールに苦しみ、不安定なピッチングで米国に3回まで2点を許す一方で、米国先発長身のグルーベの低めに投げおろすボールやコーナーに投げ分ける「動くボール」に日本の打者がバットの芯に捉えることができず、3回まで0に抑えられた。


ようやくグルーベの配球に慣れてきた2巡目、2死からランナーを置いて5番筒香の2塁打でようやく1点を返した。5回でグルーベがマウンドから降りると、6回2番手シモンズから筒香がまたもバットを折りながらもセンター前に落ちる同点打を放ち2-2の振り出しに戻すと、このシリーズ6割台の打率を上げているポイントゲッター中田が値千金の3ランホーマーをスタンドに叩き込み、5-2と米国を引き離した。


序盤3回までの重苦しい空気を払拭してくれたのは1点差とした後の5回から登板した2番手則本の攻めのピッチングだった。そういった守りでの不安を一掃してくれるような力感あふれる則本のピッチングが6回の逆転につながったのではないだろうか。さらに7回にはお祭り男松田が今度は満塁ホーマーを放ち、一気に2ケタ得点となる10-2と米国にとどめを刺した。世界ランク2位の強敵米国に圧勝したことは大きい。


これで一次ラウンド4勝無敗のB組トップで決勝ラウンドに進出が決まった。因みにA組のトップカナダも同じく4戦4勝でトップで決勝ラウンドに進出。日本は今日第一ラウンド最終戦ベネゼエラ戦が予定されている。台湾で準々決勝を勝ちぬいたチームが準決勝、決勝は日本に戻り東京ドームで行われる予定。