1985年群馬県上野村の御巣鷹山に墜落した日航ジャンボ機の墜落事故は単独機の事故としてはこれまでの航空機事故最悪の犠牲者をだした。その際、陣頭指揮をとったのが黒沢丈夫元上野村村長だった。その村長が22日、肺炎のため死去した。


 黒沢村長は1965年から2005年まで実に10期40年間上野村の村長として村のために尽力してきた。1914年生まれの今年97歳だったというから何と91歳の高齢まで村長を務めていたことになる。おそら世界的にも最高齢の村長だっただろう。ライバルがいなかったこともあろうが、それだけ村人の信頼が厚かったこともいえよう。それよりも健康面と意欲に頭が下がる思いである。


 戦時中は海軍で零戦のパイロットだったというから村きってのエリート中のエリートだったに違いない。生きながらえた尊い命を村人のために長期に渡りささげることができたのではないかと思う。お疲れさまでした。ご冥福をお祈りしたい。