新入社員との会話が好き
僕の職場には、毎年新入社員が入ってくる。
不景気で、人口減少の世の中になってきているのに、毎年、新しい人が職場に入ってくるのはとても嬉しい。
『おはようございます』
と、新入社員はとても声が大きい!
その声の大きさで、新入社員であることがわかる。
でもこれは、教育で強制された挨拶
と、先輩方は知っている。
だから、先輩の一人である僕は、
「おはよう!!」
と元気よく、あいさつをお返しし、
「緊張してる?」
と、相手の今の気持ちを聞くようにしている。
そして、次のように会話を交わす。
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私:「緊張してる?」
新:「めっちゃしてます」
私:「職場に来るだけでも、すごいよ!僕が1年目の時、前日に、明日行きたくないと思うとき、めっちゃあったから。」
新:「そうなんですか?」
私:「なにやったらいいんだろう?ってなんか毎日ソワソワしてた」
「先輩に聞くのがなんか苦手だったから・・・今思えば、なんでも聞ける先輩をすぐに見つければよかったって思うよ。」
新:「僕も、なかなか、人に聞けないんで・・・」「そうします!」
私:「人に聞くのは勇気がいるしね。聞ける人は、それだけで、もうできる社員だよ。」
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僕は、新入社員のことがとても好き。見ていると、自分の新入社員時代のことを思い出す。
・怖そうな先輩ばかりで、聞けなくて
・ミスしたら、どうしよう・・・
・こんな難しいこと、来年できるようになるかなあ・・・
と、こんな不安を毎日、5年以上も抱えていた。
僕の原点はここにある。
「言えない。」
人には、言えないことがたくさんある。
・電車で席を譲ろうとしたけど、言えなかった。
・レジ袋いらないんだけど・・・
・ポイントカードに入りたくないけど・・・
・本当は一人でお昼ご飯を食べたいんだけど・・・
・この問題の解き方がわからないんだけど・・・
・あの人と映画に行きたいんだけど・・・
・子供にもっと頑張ってもらいたいんだけど・・・
数え上げればきりがないくらい、
言いたいことは出てくる。
今では、僕は、年上の人に残業のお願いをしたり、
後輩の相談に乗ったり、
自分の言えなかった経験
を活かすことができている。
今、思えば、「言えない自分」と向き合ったことが、自分の財産になっている。
言えない気持ちを乗り越えた僕は、、、
いつも、言えない人の気持ちを考えてしまう。
聞かれたら、言える。
そんな昔の僕みたいな人が世の中には数多くいる。
言えただけで、実は、
それが叶ったような気持ちにもなる。
「話せただけで、ほぼ解決!」
これは、あながち、間違っていない。
