スタートアップの心得なるものを、創業1年の頃にまとめていたのだけど、3年以上経った今、読み直してみても真っ当なことを言ってるな、と思う今日この頃。昔の俺、すごい。笑
心得自体はこれで間違っていないと思う。それ以外に、大事な要素を補足的にまとめておこうと思います。
◼︎創業前にチェックしておくべき事柄
まずチェックすべきは、有名なシリコンバレーのVC、Yコンビネーターのポールグレアム氏がまとめた、下記の2つの記事。はじめにこれを読んでから事業を始められた幸運に感謝しない日はないです。それくらい重要だし、事実こういう事が起きます。
ただこういう話は、自分で経験し失敗を経て腹に落ちる話なので、それまでは「そういうこともあるのだな」と頭の隅に置いておくだけでも良いです。
⑴スタートアップ創業経営者の見つけ方、付き合い方、別れ方
⑵マーケティングを捨てよ、サポートへでよう
◼︎資金調達時に伝えるべき内容
⑴事業概要をまとめる
事業概要には下記の要素があると良いです。
- 誰のどんな悩みを解決するものか?
- どうやってその悩みを解決するか?
- 事業の成長性
- 事業の競合優位性(特許・真似しづらいなど)
- 考えられる事業上のリスクと対象方法
- 目指すビジョン
- 競合他社一覧
- 収益試算(向こう3年間分は必要)
- 事業ローンチに必要となる資金
- 創業メンバーのプロフィール一覧
参考までに、ICCでプレゼンした僕の動画を掲載します。
8分間でしたが、1〜6まではしっかり伝えられてるなと。これに7〜10を加えると、資金調達時の株主向け資料になります。
◼︎参考動画(ICC Huber.プレゼン)
https://industry-co-creation.com/catapult/15895
⑵テストマーケティング結果をまとめる
本気で、人からお金を集めて起業しようと思っている人であれば、当然タラレバではなく、すでに何かしらの実践をし「やれる!」という実感と自信を持ってると思います。
つまり「テストマーケティング」はしているはずです。この結果をしっかりまとめて、端的に収益性をまとめましょう。テスマ結果について、投資家が知りたいのは…
- どんな仮説を、どのように検証したのか?
- いくらの経費で、いくらの利益が出たか?
- 市場規模はどの程度あり、それは伸びているのか?
- 考えうるリスクと対処方法は?
- 規模拡大に耐えうる、タフなチーム力があるか?
- 競合優位性はあるのか?(どう作るのか?)
くらいでしょうか。
この辺がまとまっていれば、シードラウンドフェーズでの調達はスムーズにできるのではないかと思います。
◼︎参考図書:リーンスタートアップ
https://www.amazon.co.jp/dp/4822248976/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_xZzmCbN8VMSPP
⑶3〜5カ年のP/L
事業を真剣に実現したいなら、徹底的にシミュレーションしておくべきです。そうすればいつ、何をするからいくら必要になる、という見通しを立てられますし、不慮の事態にも備えられます。
逆にこれができてない人は、起業は時期尚早だと思います。「いくら集めて、何に使うの?」という質問に明確に答えられない時点で、僕が投資家なら出資は見送ります。
◼︎最後に一番重要なのが「志」です。
このメッセージの真意は、いくら言葉を尽くしても「経営者になり、その責任を背負った者」でしか、理解はできないと思うので多くは語りません。ただ1つだけ…
「利潤の追求と、社会貢献を両立しうる道はある」
ということだけ、心に留めておいてください。
志が高ければ高いほど、この矛盾に悩むと思いますが、必ず突破口はあります。その事実だけは知っていて損はないと思います。
以上、お互いより良い社会のために頑張りましょう。

