あかちゃん今日は、ママ達の共通のお悩み~

背中スイッチ に関するお話で~す!!!あかちゃん

 

背中スイッチON!

 

赤ちゃんを布団に寝かせた瞬間、それまでママの抱っこで寝ていた赤ちゃんが突然ギャン泣きを始める~! いわゆる背中スイッチがONになってしまった状態ですね~!

 

一旦スイッチがONになると、ママもパパもどうしたらいいのかパニック、でも赤ちゃんはもっと

パニックになってしまいます。

 

背中スイッチとは

これまで抱っこして眠っていた赤ちゃんを布団やベッドに置くと泣く、つまり背中を布団につけた途端、赤ちゃんが敏感に反応して泣く状態をいいます。

背中スイッチは、新生児時期から生活・睡眠リズムが整いだす生後4~5ヶ月くらいまでに多く見られますが、原因や時期が明確なものではないうえ、個人差もあるので、1歳近くまで続く子もいます。

 

背中スイッチがONになる原因

 

原因については諸説ありますが、

 

〇ママの抱っこで心地良く寝ついたのに、布団に寝かされ姿勢が変わったことで起きてしまう

〇眠りが浅く、実はまだ寝付いていなかったため

〇ママから離れた時のママの腕の中と布団の温度差

〇新生児期のモロー反射の影響

 

新生児期から生後2~3ヶ月頃までの赤ちゃんは眠りが浅く、少しの刺激ですぐ目を覚まします。

また、人の眠りには、浅い眠り(レム睡眠:体は寝て脳が起きている状態)と深い眠り(ノンレム睡眠:体も脳も寝ている状態)があります。

赤ちゃんは、大人に比べて睡眠全体に占める浅い眠り(レム睡眠)の割合が高く、そのことが目を覚ましやすい原因になっています。

 

背中スイッチの原因は、この眠りの浅さに加え、モロー反射という原始反射が影響しています。

モロー反射とは、外から大きな刺激を与えられた時に、赤ちゃんが何かにしがみつくような動きを見せる原始反射です。大昔、人が木の上で生活していた頃に身を守るために備わった原始反射で、現在の生活では必要のないものですが、しっかりと残っているのです。

 

モロー反射が起こるのは、以下のような場合です。

  • 物音がした
  • 明るさが変化した
  • 態勢が変わった
  • 落ちそうな感覚があった

すでに紹介したように、赤ちゃんは大人に比べて眠りが浅いため、ちょっとした刺激で目を覚まします。

 

背中スイッチへの対策

 

背中トントンをしてあげる

赤ちゃんにおくるみを着せる

布団に寝かせる時は頭から

 

 

 何より、赤ちゃんの月齢が小さなうちは、赤ちゃんがおなかの中にいた時のような安心感を与える姿勢、環境作りが大切です!ある医学チームの研究によれば、赤ちゃんは両手を上に上げたバンザイのポーズ一番自然で楽な姿勢で、手足を自由に動かせる状態によって、指しゃぶりをしたりして自己安定するとしています。

 

 ママにとって、赤ちゃんの背中スイッチが過敏で自分のことが何もできない、家事も出来ないと嘆く人も少なくなく、それがいつまで続くのか、一番の関心事でしょう。でも安心してください!

 スワドルアップは赤ちゃんが一番自然で楽な姿勢で、赤ちゃんを包むことができるので、

モロー反射にとても効果的なのです。スワドルアップを着せて、しばらくママの腕の中で抱っこしながら、背中トントンをして、寝かしつけてみてください!背中スイッチはOFFのまま、赤ちゃんはスヤスヤ快適に寝てくれるハズです!

スワドルアップで、ママと赤ちゃんのハッピーな毎日を~