2014年11月に敦賀で行われたトワイライトEXP機関車公開イベント。
シャトルバスは会場付近に到着。そして徒歩で会場へ。
会場の入口は機関区の外れにある、あまり人通りのない細い一般道沿いの、「関係者以外立入禁止」という看板が設置(実施にあったような?)してありそうな、そんなところからの入場だった。
このとき始めて会場の入口の場所を知ったのだが、以前、機関区を見ようとこのあたりを車と徒歩で散策をしたことがあり、そのときにも通った記憶がある。
入口には「さよならトワイライトEXP機関車公開」と記されたゲートが設置してあり、それをくぐると、受付のテントがあった。
受付では、どこから何人で来たかなど、口頭で簡単なアンケートを受け、来場記念のバッジと会場案内をもらった。
来場記念の缶バッヂ
さよならトワイライトEXP機関車公開
2014.11.16
敦賀地域鉄道部

受付の隣のテントではサンダーバードの運転席見学の抽選を行っていたようだったが、それを横目に先へ進む。
私もこういったイベントは幼少時に行ったきりなので、ほぼ初めて。もうすぐ間近で機関車が見れるとあって、だんだんと興奮してくる。そして、少し歩き奥へ進むと、展示されている車両達が見えてきた。

左から、DE15、DD15ラッセル車、475系電車、トワイライト、ローズピンクのEF81。

2両のディーゼル除雪車と国鉄色クハ455

坂を下り車両たちの目の前までやってきた。

EF81 113とEF81 108

急行くずりゅう クハ455-60 トワイライトエクスプレス 日本海
+モハ474-46+クモハ475-46(A19編成)
475系には特別な思い入れなどはなく実車もほとんど見た事はない筈だが、日本海に乗車した時の直江津駅かどこかの停車時に隣のホームで夜間滞泊していたのがこの国鉄色の電車だったので、たぶんこの日見たものと同一編成なのだと思う。
475系などの交直型急行電車に関しては馴染みがなくて、殆ど無知に近く、特にこの系列の電車は趣味的にも複雑で私にとっては大変難解だと感じる。また、こういった国鉄スタイルの電車も数少ない貴重な存在になってしまった。
正面から

ヘッドライト点灯、パンタグラフを上昇させてくれているのは嬉しい。
その隣には、除雪用ディーゼル機関車。

DE15 1518と、かなり退色の激しいDD15 10
DE15はDE10形ディーゼル機関車をベースに1967年から58両が製造された、低規格路線対応のラッセル式除雪用ディーゼル機関車。ラッセルヘッドを外せばDE10と同様に扱うことができる。
DD15はDD13形ディーゼル機関車をベースに1962年から50両が、全て日本車両で製造されたラッセル式除雪用ディーゼル機関車。ラッセルヘッドを外し機関車単体でDD13と同様に特に入替用途で使用された。
数多くのファンが写真撮影をするなか、特に上記「会場案内図」の「写真撮影ゾーン」は結構な混雑。私もなんとか息子を入れた写真を撮ろうと試みるも、混雑と息子の気まぐれでなかなか、、、最も、混雑した場所では息子との距離が息子を被写体にすること自体が困難だった。
そんななか、時折サンダーバードなどの電車が会場の両脇を走り抜ける。
そう、この敦賀車両管理室は北陸線の上下線に挟まれた、いわば"陸の孤島"状態ともいうべき場所に位置している。

敦賀方面と新疋田方面へ向かう特急サンダーバード
そして、振り返るとそこにはこの車両基地の終端部に続く線路が。

展示車両がいる線路がここで一本になり終端部へ。こんな場所にも関わらず意外と立派な線路だ。
過去に外からこの場所を見たときには、この最終端部にラッセル車が2両、押し込まれるように留置してあった事を覚えている。おそらくこのDE15とDD15だったのだろう。
そして、私の足下では、、、

後半へ続く。
