　春も本番になり、近くの里山で鳴く鶯もだいぶ上手に鳴けるようになりました。庭の草花も福寿草に続いて一斉に咲きだしました。

　寒さも和らいで、私の部屋もエアコンをつけなくとも、少しずつ居心地が良くなってきました。

　おらが故郷の郷土史研究家小松義邦さんのお手伝いで、史跡等の写真撮影をするうちに、写真と共に歴史を学ぶ”楽しさ”も感じるようになりました。

　「蝦夷の乱」が、なぜ起きたのかも学ぶことが出来ました。

　小松さんは、西方城跡の国史跡指定発掘調査記念として発刊した「西方町の地名と伝説の旅」の三刷目を製本して国の史跡指定の朗報を待っています。

　三刷では「補遺」として令和５年９月２１日に福島市の西久保遺跡から出土した「木簡」に鎮兵の文字があることから、都賀町大橋の八幡宮「綾津比ノ神」に、元慶３年（879）朝廷から従五位の下の「位階」が授与されたことと、西久保遺跡出土の木簡「鎮兵」には、関連があったのではないかとの記述が追加になっています。

　元慶２年（878）出羽国でおきた蝦夷の反乱（元慶の乱）に、下野国からも鎮兵が派遣されています。朝廷からの「恩賞」の位階だったかも知れません。

　どうぞご期待ください。

（自宅の庭に咲く花・2024.3.26撮影）

※水仙、ムスカリ、ヒヤシンスなどが咲いています。

（西方町の地名と伝説の旅・三刷）

※６枚の写真が追加になっています。

（都賀町大橋八幡宮・2023.3.6撮影）

※奥が本殿です，綾津比ノ神も祀られていました。

大橋八幡宮・綾津比ノ神と鎮兵