ある日の会話 

組長(以下組):Aさん(お客さん)、バス釣り以外はせえへんのんですか
 
A:いや 海もやりますよ

組:最近、僕もアコウにはまってますねん

A:アコウなら僕も 大阪湾行ってはるんですか

組:いや、大阪湾には、もっぱら、熊野灘ですわ

A:熊野やったら、でかそうですねぇ~

組:はい でかいのは、70超えてますよ

A:えぇ~ そんなんいてますの テキサスで釣りはる

組:いや そんなタックルじゃあ届かないっすよ

A:え

はい アコウ違いで話がかみ合わない会話でしたぁ~

Aさんが言うアコウは、キジハタのことで、唯一瀬戸内海にいるハタ類のお魚
で、僕が言うアコウは、アコウダイで水深600mの世界のお魚
もちろん、熊野灘にもキジハタのアコウはいてますが、数がめっちゃ少ないです

 さて、昨日は、アコウダイ釣りではないのですが、あまりやっていなかった、夏時期の深海釣りへ

 このところの台風やそのうねりの影響で、延期に延期を重ね、3度目の正直 前日、船長たちが様子見に行ってくれて、アカムツはNo~~~ な感じということで、いつもお世話になっている、和歌山県浦神は西船長の西漁丸へクロムツ&キンメ

 ともあれ、こちらでのキンメは冶具投入もしなくはないのですが、はなから船べりに仕掛けを並べて、投入するスタイル
 根掛やお祭りがなければ、仕掛け一つで1日やれます
 
 しかも、港から比較的ポイントまで近く 出港時から準備しておかないと間に合わないくらい

 さて、いざ、1流し目

 船長の魚探にはいい反応が との声とともに、アタリ
 
 最初のポイントは、クロムツポイントで、クロムツやとあまり追い乗りを待っているとはずれる可能性もあるので、2アタリ目くらいで上げに
 一発目から、ナイスサイズな本キンメ

 2流し目は何もなしで
 3流し目
 
はい クロムツキタァ~ 56cm、2kg弱

 ここからは、流すたびに何かしらアタル
 
ちなみに、この竿は、官品ではありません でも、どこにも売ってません Bグラスのオリジナルロッド
アコウの時もこの竿を使いますが、水深600mでもきっちり底は分かるし 細かいアタリもわかるし 叩いてもバレないし
今のところ、最高の竿

その後も、クロムツ、キンメと、ポロポロポロポロ

最後の流しでも
 
キタァ~

 
釣果は、62cm、2.3kgのビッグクロムツ頭に、クロムツ4尾
41cm、1kg弱の良型本キンメ頭にキンメダイ9尾

外道に、チゴダラ1

しかも、今の時期のキンメもクロムツも、脂がものすごく乗って、冬より美味し

今回もいい釣果でした

ではでは