さて皆さん、船外機のプロペラピッチのちょっとしたことで、ボートのスピードがずいぶんと変わってしまうことはお分かりいただけましたかね=question=
プロペラピッチはそれだけ重要ということなんですが、もちろん、ボートを走らせる上でプロペラピッチだけが重要という訳ではありません=boat==dash=
次にセッティングするのは、船外機のチルトピンの位置=exclamation=
チルトピンとは、船外機そのものの角度を決めるためのピンで、位置関係で言うと、エンジンの真下あたり、ボートトランサム(一番後ろのいわゆる艫)のエンジンを固定してある外側にあります。
高馬力船外機であれば、パワーチルトと言って、チルトをモーターで上げ下げできるようになっています。ステアリング仕様のボートなら、スロットルレバーの親指でさわれるところに通常はついていますね=ok=
しかし、小馬力船外機にはこのチルトを動かすモーターが装備されていないため、あらかじめチルトの高さをピンで決めておかなければなりません。
これなんでセッティングが必要かと言いますと=pa=
チルトピンを一番下にした状態で船外機を全開にした場合、一瞬ボートのスタンが下がりすぐに滑走状態に入ります。しかし、船外機の角度が低いためどんどんボートバウ(一番前のいわゆるみよし)を下げようとします。
そこで、パワーチルト付のボートであれば、チルトを徐々に上げていくことにより、バウが上がっていき、最良の滑走状態へと持って行くことができます=boat=
=dash=
これが、モーターなしの船外機ではできないため、あらかじめ最良の滑走状態になるようなチルトピンの位置にセッティングする必要があるわけなんです=pa=
もちろん、最良の滑走状態になるようにピンを上にセッティングするわけなんで、プレーニングに多少時間がかかってしまうデメリットもありますが、そこをうまくプロペラピッチと合わしてセッティングしていくわけなんですね=ok=
これはあくまでも、1名乗船でのセッティングなので、チラーハンドル仕様艇に2名、3名様でレンタルボートに乗船される場合、ピン位置を変更することによって、プレーニングの早さや滑走状態が変更できますので、知識のある方は変更してみてください=ok=
ちなみにですが、2名で乗船される場合、一番後ろの浮力体に並列で乗るより、操船者がボートを後ろから見て、右側に座り、乗船者が操船者の斜め左前にテレコで乗船すると、よりプレーニングも早く滑走状態も理想に近い形になります=onpu=
3人で乗船する場合も、乗船者は、操船者の前側に乗った方が、より快適ですかね=onpu=
さて、ちょっと話が外れちゃいましたが、当店の14ft 15馬力艇などチラーハンドル仕様艇は、こんな感じのセッティングにして、最も快適に走行できるようにセッティングしています=boat==dash=
ところで、前回のブログ画像からも、プロペラって、だいたい3枚ブレードが多いじゃないですか=exclamation=
競艇ボートなどには2枚プロペラといった特殊なプロペラもありますが、バスフィッシングに使用するボート船外機のプロペラは、3枚ブレードが圧倒的に多いのです=boat=
なぜかというと、最も効率がいいから=exclamation=という一言なんですが、4枚も5枚ブレードというプロペラも存在します=pa=
ではどういった場合に、4枚、5枚を使うのか=exclamation=
単純に、プロペラブレードの枚数が増えると、水がプロペラ1枚1枚に当たる面積が増えるので、より推進力が増し、プレーニングが早くなります=dash=さらに、プロペラブレード1枚に当たる水の抵抗が減るため、燃費が向上します=up=
船外機に多少非力さを感じたり、3枚プロペラで上手くセッティングが出せない場合なんかに使うと案外問題解決になりますかね=onpu=
しかし、3枚ブレードのプロペラに対し、4枚、5枚ブレードプロペラはブレード個々の面積が小さくなるため、水をかく力が減るために、最高速が落ちてしまいます=down=
したがって、4枚、5枚ブレードプロペラを装備する場合は、1インチないし、それ以上のピッチにした方がいいのです=exclamation=
SOLAS社製の10インチ4枚ブレードプロペラ。
もっとも、14ftクラスの軽いアルミボートであれば、それほどの差は出ないようなので、あまり意味はないかもですがね=smile02=
それよりも、多少トップスピードは落ちますが、心なしかプレーニングも早いような気がする上に、走りがソフトになります=onpu=
今のところ、14ft艇、2隻のみ、この4枚プロペラを装備したボートがありますので、ご希望の方は、ご予約時に、4枚プロペラ艇希望とおっしゃってください=onpu=
さて、今回は、こんな感じです=smile02=またボート関係で気になったネタがあれば、紹介しますね=onpu=
ではでは=pa=
プロペラピッチはそれだけ重要ということなんですが、もちろん、ボートを走らせる上でプロペラピッチだけが重要という訳ではありません=boat==dash=
次にセッティングするのは、船外機のチルトピンの位置=exclamation=
チルトピンとは、船外機そのものの角度を決めるためのピンで、位置関係で言うと、エンジンの真下あたり、ボートトランサム(一番後ろのいわゆる艫)のエンジンを固定してある外側にあります。
高馬力船外機であれば、パワーチルトと言って、チルトをモーターで上げ下げできるようになっています。ステアリング仕様のボートなら、スロットルレバーの親指でさわれるところに通常はついていますね=ok=
しかし、小馬力船外機にはこのチルトを動かすモーターが装備されていないため、あらかじめチルトの高さをピンで決めておかなければなりません。
これなんでセッティングが必要かと言いますと=pa=
チルトピンを一番下にした状態で船外機を全開にした場合、一瞬ボートのスタンが下がりすぐに滑走状態に入ります。しかし、船外機の角度が低いためどんどんボートバウ(一番前のいわゆるみよし)を下げようとします。
そこで、パワーチルト付のボートであれば、チルトを徐々に上げていくことにより、バウが上がっていき、最良の滑走状態へと持って行くことができます=boat=
=dash=
これが、モーターなしの船外機ではできないため、あらかじめ最良の滑走状態になるようなチルトピンの位置にセッティングする必要があるわけなんです=pa=
もちろん、最良の滑走状態になるようにピンを上にセッティングするわけなんで、プレーニングに多少時間がかかってしまうデメリットもありますが、そこをうまくプロペラピッチと合わしてセッティングしていくわけなんですね=ok=
これはあくまでも、1名乗船でのセッティングなので、チラーハンドル仕様艇に2名、3名様でレンタルボートに乗船される場合、ピン位置を変更することによって、プレーニングの早さや滑走状態が変更できますので、知識のある方は変更してみてください=ok=
ちなみにですが、2名で乗船される場合、一番後ろの浮力体に並列で乗るより、操船者がボートを後ろから見て、右側に座り、乗船者が操船者の斜め左前にテレコで乗船すると、よりプレーニングも早く滑走状態も理想に近い形になります=onpu=
3人で乗船する場合も、乗船者は、操船者の前側に乗った方が、より快適ですかね=onpu=
さて、ちょっと話が外れちゃいましたが、当店の14ft 15馬力艇などチラーハンドル仕様艇は、こんな感じのセッティングにして、最も快適に走行できるようにセッティングしています=boat==dash=
ところで、前回のブログ画像からも、プロペラって、だいたい3枚ブレードが多いじゃないですか=exclamation=
競艇ボートなどには2枚プロペラといった特殊なプロペラもありますが、バスフィッシングに使用するボート船外機のプロペラは、3枚ブレードが圧倒的に多いのです=boat=
なぜかというと、最も効率がいいから=exclamation=という一言なんですが、4枚も5枚ブレードというプロペラも存在します=pa=
ではどういった場合に、4枚、5枚を使うのか=exclamation=
単純に、プロペラブレードの枚数が増えると、水がプロペラ1枚1枚に当たる面積が増えるので、より推進力が増し、プレーニングが早くなります=dash=さらに、プロペラブレード1枚に当たる水の抵抗が減るため、燃費が向上します=up=
船外機に多少非力さを感じたり、3枚プロペラで上手くセッティングが出せない場合なんかに使うと案外問題解決になりますかね=onpu=
しかし、3枚ブレードのプロペラに対し、4枚、5枚ブレードプロペラはブレード個々の面積が小さくなるため、水をかく力が減るために、最高速が落ちてしまいます=down=
したがって、4枚、5枚ブレードプロペラを装備する場合は、1インチないし、それ以上のピッチにした方がいいのです=exclamation=
SOLAS社製の10インチ4枚ブレードプロペラ。
もっとも、14ftクラスの軽いアルミボートであれば、それほどの差は出ないようなので、あまり意味はないかもですがね=smile02=
それよりも、多少トップスピードは落ちますが、心なしかプレーニングも早いような気がする上に、走りがソフトになります=onpu=
今のところ、14ft艇、2隻のみ、この4枚プロペラを装備したボートがありますので、ご希望の方は、ご予約時に、4枚プロペラ艇希望とおっしゃってください=onpu=
さて、今回は、こんな感じです=smile02=またボート関係で気になったネタがあれば、紹介しますね=onpu=
ではでは=pa=