マンダロリアン&グローグー


感想をダラダラと書き綴る。

オープニングクロールが無くて、2文程度で物語の説明がされた。これが従来のオープニングクロールの代わりになっていた。

オープニングクロールがあった方がスターウォーズのスクリーンへの帰還をもっと強調出来たと思う。

マンドーも意外と残酷で、いくら帝国残党軍相手でも火炎放射で燃やしたり、爆破したり、近年稀に見る残虐さだったと思う。戦闘民族なのでしょうがないと言えばしょうがないけど。

デジャリックのモンスターも出すだけ出しておいて、最後は街に放たれてしまうのが消化不良。いくら事故だとしても、モンスターが一般市民を襲う展開には少し疑問が残った。人々がモンスターに襲われている中でマンドー達はその人達を見捨てて脱出するってどうなの?

宣伝であれだけマンドー対帝国を謳っていたくせに、帝国残党との対決は映画の最初と中盤までに終わってしまって、それ以降の相手はハット族なのもどうかと思う。一応そのハットの双子が帝国に内通していたと言う事実が明かされるけど。帝国の基地を破壊するのでは無くてハットの宮殿を破壊して終わるし。

先にロッタの小さい頃の画像を出して、後のシーンで大人になったロッタを映すと言うのも、初心者に初見で衝撃を受けて欲しいという製作陣の意図が透けている。

ジェダイの帰還の後の物語なのに、ジェダイの帰還で活躍したキャラクターの存在が感じられないし、何故か反乱者たちから登場したゼブがマンドーの補佐をする。アニメキャラを実写化したい気持ちは分かるけど、ゼブがいるならもっと反乱者たちのキャラクターの存在を感じさせても良いと思う。

ウォード大佐が話した上層部と言うのは、レイアやモンモスマの事だろうかと考えている。

「フォースと共に」「嫌な予感がする」これらのお馴染みのセリフは無くて、「無茶よ。もう無茶苦茶」とウォード大佐が二度繰り返す。このフレーズを新しく流行らせたいのかな?真似する人はいそうだけどね。

新共和国軍の中隊による空中戦はあったし、ロッタザハットやマンドーの場面でハラハラさせられたのは事実。
 
AT-AT、AT-RT、エンボ、バトルドロイド、ナルハッタ、イクトッチィ、アマニ、ロッタザハット、ゼブ、アンゼラン、アルデニアン等々、プリクエル、オリジナル、シークエルの垣根を超えたキャラクター達が物語を飾っていて、どの世代でも楽しめるように、万人受けを狙っているんだろうなと製作陣の意図をヒシヒシと感じた。

その分、一つひとつの描写があっけなくて、スノートルーパーが出たと思うとすぐに撃たれるし、ウォーカーが出たと思えばすぐ爆破されるしと言う感じで、それぞれの見せ場が小さくあっけなくて、期待外れだった。

最後のクライマックスとして用意されたであろう援軍到着とそれに伴う空中戦も、あっという間に終わってしまう。

音楽が聴き慣れなくて、意外性や新鮮味はあったけど、やっぱりジョンウィリアムズの音楽が聴きたかった。

総じて言えば、これは単に、スターウォーズっぽい洋画だと思う。スターウォーズ映画の中でも特に独立した一本。ぶっちゃけ無くても困らない映画。

ゼブやロッタザハット、ナルハッタの実写化などの予告編で既に明かされたサプライズの他に、ローグワンのレイアやマンダロリアンシーズン2のルーク、ハンソロのモールに並ぶ、衝撃的なサプライズも無くて、マンドーとグローグーだけで勝負を仕掛けてきている映画だと思った。

ジェダイやフォースについて触れられていないので少し物足りなかった。だからこそ基礎知識が無い方が面白く見れるとは思う。

オープニングクロール無しでいきなり本編。ジョンウィリアムズを感じない現代的な音楽。ジェダイ、ライトセーバー無し。個人的に見たいスターウォーズじゃなかったな。