糖尿病は膵臓癌のリスクファクターと考えられています。

 

ヒトは膵臓のβ細胞からインスリンを分泌して血糖値をコントロールしていますが、糖尿病の患者さんの膵臓はかなり疲弊していると思われます。

 

血糖値が急に高くなったりすると膵臓癌を疑った方がよいかもしれません。癌細胞が増殖して正常なβ細胞が機能しなくなると、インスリンが分泌されなくなり血糖値が上がるということなのかと。

 

また、アルコールの過剰摂取で慢性膵炎になったりすると、慢性膵炎が膵臓癌に発展したりするかもしれません。

 

とにかく膵臓に負担をかけるようなことは、避けたほうがいいと思います。

 

暴飲暴食、アルコール過剰摂取・・・

 

でも、私の母のように糖尿病でもなければ、アルコールも飲めない、暴飲暴食もしない人が膵臓癌になることもあるので、遺伝的な要因もあるでしょう。

 

遺伝的要因は避けようがないので、心配な方は定期的に腹部超音波等精密検査を受けるほうがよいかもしれません。