誰よりも優れた夢の中、ゆっくりと息を吐く。


腐った鼠をクズだとも思わないような夢の中で。


土星の輪っかの存在意義を辞書で調べるような連中が冷たくなって転がってる。


靴紐を結ぶくらい簡単な仕草で天国へ行けたらいいのに。


連中の為にそう祈る。


誰よりも優れた夢の中で。