明けましておめでとうございます・・・という

舌の根も乾かないうちに?

能登半島で地震発生!津波も!

 

昨夕からはずっとニュースを観ています。

どうぞ、大きな被害が起こりませんように・・・と

祈りながら。

 

私は、12月に「外国人避難者受け入れ訓練」なるものに

参加させていただきました。

私の住む四日市市は、

外国人集住都市で、

17000人余りの外国籍の方が生活しています。

私の住む地域はそれほどでもありませんが、

集住している地域の学校は、

多言語対応は普通に行っています。

という訳で、

避難所にも外国籍の方が来られるので、

その対応訓練を行ったのです。

 

で、一番大切なのは

「正しい情報を伝えること」

避難所設営キットの中には、

英語、ポルトガル語、スペイン語、中国語、韓国語など多言語の表示板が用意してあります。

また、多言語の案内文書なども用意されています・・・が、

そもそも「避難所」という概念もない国もあり、

地震大国に住む日本人に比べると、

基本的なものが全く違う・・・とか。

 

「やさしい日本語」を使うこと、

「ふりがな」をつけること、

避難所は無料であることを伝えること、

禁止事項を先に伝えること・・・など、

実践的に学ぶことができました。

あとは「翻訳アプリ」(ボイストラ)を

実際に使用して会話をすること・・・など。

 

その視点で、今回、何社かの報道を観ていましたが、

NHKが一番その点への配慮がされています。

ふりがなをつけたり、

英語表記での避難、津波の案内、

ラジオでの英語等での情報提供など・・・

 

他の放送局も、英語での「避難」「Evacuate」の案内はありました。

でも、それ以上はなかったような・・・

 

インバウンド、で地震が起きた地域にも外国人旅行者が多いんじゃないでしょうか?

そんな人たちに、情報はちゃんと伝わったかしら?

 

また、この実践研修を受けて、

日本語が通じにくい人への対応を丁寧にすることは、

知的障害とか認知症の方への対応に通じるものがあり、

結果、誰にも伝わりやすい情報になる、と言うことを痛感しました。

つまり、情報の「ユニバーサルデザイン」化が進む訳です。

 

さて、この地域で地震が多くなると

次は南海トラフ地震が・・・と言う学者さんの記事を読みました。

 

明日は我が身です。

備えよ常に!