以前勤めていた仕事について、話をしたいと思います。
数年前、そう、数年前です。
結婚して子どもが大きくなってからの再就職でしたが、
県の事業や公務の補佐をする団体のとある支所の事務職に採用されました。
このご時世、応募者が多数ありましたが、書類選考と面接を突破して、
前任者から電話がその日に掛かってきて、
「あなたみたいな人に来てほしいんです」
と言って、採用してくれました。
特に、優れた学歴とか、経歴とか、特殊な資格を持っていたわけではないのですが、
地元の名門高校出身だったことと、
事務の経験がずっとあって、パソコンを使える事が、大きな決め手でした。
入ってみると、平成の大合併で、人は減らされるわ仕事は増えるわの混乱した状況なのに、
何も知らない私がいきなりそんな事情とは知らずに、
募集に応募して採用されて、入ったら入ったで前任者が高齢の老女で口八丁手八丁だけど
パソコンが使えずに、名簿すらデータベース化されていないし、
業務の整理がひっくり返ったままやがて退職するし、
仕事を分け合う同僚もいないしで、一人スタッフ状態にされました。
頑張って務めたものの、
県の仕事をしていても公務員ではないため、
身分の保証もなく、安い時給で、ボーナスも無し。
そして、さらに理解しがたいことには、
「公務員ではない関連団体の職員が、
県の建物や設備を使って事業をするのは、
公費を公務以外に使っているのと同じだから排除しろ」
というオンブズマンの動きがありまして…
私は自分の勤め先の団体の役員でもないし、
別にこちらから押し売りで仕事してるわけではないのに、
ましてや、県の業務の補助をしている立場なのに、
本来ならうちの勤める団体と役所とは協力しあう立場にあるのです。
ところが、
当時の勤務先の役所の新任の窓際副所長が、
そのオンブズマン側の言い分をうのみにして、
あろうことか団体の事を邪魔者扱いし始めたのです。
退職寸前で左遷されて自宅より遠隔地に飛ばされてきたような、
ちょっと能力的には疑問の年配公務員です。
しかも、技術職員ではない、まったく畑違いの人がやってきて、
借りてきた猫みたいな立場なのに、その鬱憤を晴らすために弱いものイジメを始めたのです。
まずは、その窓際公務員ジジイは、出入りの業務機器業者をイジメはじめました。
ありえない金額で、コピー用紙から何から、業務機器までもを納品しろと言い出したのです。
それが出来ないなら、業者を変えるぞと。
つまりは、部下や上層部に、いいかっこうしたい為…
経費を徹底的に削減して、業務改革を進めたやり手上司と思わせたい為に、無茶を言い出したのです。
まずは、サンプルに、安物のコピー用紙を納品させました。
とたんに、紙質が悪く、コピー機にしょっちゅう詰まるようになって、修理が増えました。
その様子を見て、技術職のほうの、もう一人の副所長が、
「モノには妥当な価値と経費があって値段が決まっているのだから、
費用だけで決めたら業者は値段が安いだけが取り柄の粗悪な品しか持ってこなくなるので、
能率が悪くなったり故障や修理が増えて結局業務に差支えますからやめてください」
と諌めたのです。
オバカ副所長は、技術者副所長に諌められたのを逆恨みして、
そして、そのオバカ副所長は、
次のイジメターゲットを、県の業務をしている各種関連団体に向け始めました。
オバカ副所長は、私の勤め先の同僚を増やすことを許可しないくせに、
仕事がたまってるとか机回りが書類だらけで片付いてない等と、
私と、県側の担当職員の両方をしょっちゅう会議室に呼び出し、
週に1~2回、1時間は嫌味を言い、仕事を中断されパワハラされて、
仕事を家に持ち帰らないとどうにもならない状況にまでなって、
土日でも郵便物の封入作業を自宅に持ち帰ってやったりしていました。
そうしないと、期日に書類すら送れなくなるのです。
結局そういうストレスが積み重なって、体調を損ねてしまったのです。
書類が片付いていないのは、私が来る前から片付いておらず、
一気に3倍の地域が合併したのと、
前任者が高齢でパソコンでデータベース化するとかの
整理が出来てなかった事が主な原因です。
いくらパソコンが使える私がきたからと言っても、
新人で仕事全般を覚えないといけない上に、
3地域分の資料と件数の統合と整理までなんて言うと、
到底新人一人で数日で片付くような業務量ではありませんでした。
収益が悪いので、社会保険も外して給料も下げていかないとという動きになって、
もうやってられなくなって、3ヶ月程病気休職して、
休職する前に万が一何かあったらこれを出そうと思って、
自分で自分の退職の書類を作っておき、退職となった時に、
書類を労基書や社保事務所に自分で提出して手続きしました。
前任者の老女事務員はは月給制で月いくらという計算で給料を取っていましたが、
所得税計算も社保加入もしておらず、いわゆる社会保険の知識は一切なかったのです。
自分以外に誰もやってくれる人はおらず、
そうしないと、当然の権利である、
健康保険の任意継続も、
失業保険も、手続きさえしてもらえない状況だったので。
社会保険事務とかの総務の仕事も、
運営事務全般も、みんなひとりっきりで、
前任者の3倍の地域が合併した分の仕事をやったのです。
もう限界でした。
夫には、この職場でのありえないようなつらい状況をいくら説明しても、
「オマエのワガママ気ままで仕事を辞めた」
「オマエは責任も能力もないくせにワガママだからやめた」
としか言いません。
いわせてもらいますが、
当時、
窓口業務と電話業務に追われ、
勘定科目を使って仕訳し伝票を起こし、簿記ソフトで帳簿をつけ、
パソコンを使ってエクセルとワードの連携で通知書類を作成し、
毎回何千通という、営業許可更新申請の郵送物を役所に代わって代行発送し、
営業許可に必要な関連講習会の講師手配と受講者募集の一連の業務を私は一人でしているのに、
簿記経理で使う勘定科目も知らない、エクセルで関数もしらないような夫から、
無能呼ばわりされる理由はまったくありません。
私はやるだけ、限界まで頑張って、そして力尽きて、仕事に行けない位に体を壊してしまい、やめたのです。
家に帰れば、同居の舅姑中心の生活。
こころが休まる余地は一切ありませんでした。
子どもの健やかな成長だけが、ささやかな希望でした。
職場は辞めたら、そこで行かなくても済みます。
だけど、夫や家族は、簡単には変える事も、辞める事も出来ません。
家庭や妻を守る立場の夫が、
妻が仕事の話を説明しても、妻をかばうどころか、逆に家庭でのイジメのネタにするのです。
自分の事は棚に上げて…妻の収入をあてにして…
おまえが働けへんから、金に余裕がないし、温泉にもゆったりいけないとか、俺も仕事を減らして遊びたいのにやすまれへんとか平気でいいます。
妻として、夫の苦労はねぎらう気持ちは人並みに私にもあります。
しかし、
仕事でも家庭でも、人一倍苦労をして体を壊した妻をさらに虐めて、自分のことを棚に上げて、旅行へ行く余裕もないとか、遊びたいとか、ふざけた事を言うのはお門違い。いい加減にしろと思います。
若くて世間知らずで素直だったとは言え、こんなバカで幼稚なモラ夫と結婚するとは、私も運が悪かった、そして何よりも、男を見る目がなかったとしかいいようがありません。