こんにちは
今日は仕事の話Onlyです

私の勤めているグルホでは看取りも行っています
私がケアマネになってからお二人を見送りました

その時はケアマネになったばかりで、動揺ばかりしていてご家族と何を話していたのかあまり覚えていない感じでした

今回は、もう100に届くはずだった方
お元気だったのですが
その日は急に訪れました

これまで骨折しても、体調崩されても
復活される
そんなすごい力を持っているお方
すごくマイペースでハッキリしていて
茶目っ気たっぷりで
職員にとても愛されていました

前日までモリモリご飯食べていたのに
次の日から急に食べられなくなり、起きられなくなりました
そこから1週間頑張られました

最後はご家族に見守られ静かに旅立たれました

その瞬間私も立ち会っていたのですが
大きく息を吐かれてそのまま…
その瞬間、「あ、いま別の世界に行ってしまった」
ハッキリと感じました
数秒前とは別の顔になっていたんです
(実際は同じなのですが)

ご家族が、「今までありがとう」ご本人に話しかけ、しっかり受け止めて逝かれました

その後ご家族と一緒にエンゼルケアを行い綺麗なお洋服に着替えました。
穏やかな表情でした

1週間の中で自然に亡くなっていく様子をゆっくり見守っていました
本当にゆっくりと

きっと苦しい時もあったと思いますが
すごく幸せな最期にみえました

逢いたい人に会え、職員皆んなに会えて、お部屋にはいつも大切な家族と馴染みのある人がいて
職員もひっきりなしに声をかけうるさいくらいの空間でした
うるさかったかもしれないけど寂しくなかったと思います

ご家族とも思い出話を聞いたり話したり過ごしていました

最後に私たちに深く頭を下げられ「貴方達が初めて家に来た時の事を思い出します。本当にここでよかったです」と仰ってくれました

未熟な私たちに沢山のことを教えてくれました
いま感謝の気持ちでいっぱいです

これから何人の方を見送っていくのだろうか
とふと考えました

きっとその度にオタオタして最期はブワーと泣いて、もうあるまじき姿なのかもしれない、プロになれないなぁと思うのですけど。
神経も擦り減らし、知識も実力もない自分が不甲斐ないんですけど
こんな言い方は不適切かもしれないのですが、私にとって良い経験を下さったなと思うんです

ブログに書くべきか迷いましたが
あの方を残しておきたくて
書きました

本当にありがとうございました
安らかにゆっくりしてくださいね