昨日打った記事の「親孝行」は、母の誕生日に美味しいごはんを食べに行くこと。
行ってみたかったフレンチで有名な「シェ・イノ」へ♪
ちなみに、当日 食べログ4.18、2017シルバー、2018ブロンズ、2019ブロンズのお店。
かつてミシュラン一ツ星をとってましたが、その後はオーナーが星を断っているという噂も。
母がけっこう食べれる方なので、お肉とお魚を食べられるコースで、お肉のお皿をマリアカラス風に変更。
このソースがすごかったー!めちゃくちゃ美味しかったです。
羊の薫りと美味しいソースがね…たぶんいい表現じゃないんだけど、殴りあい。私に浮かんだのは(笑)
特に観ないけど、いいボクシングの試合ってこんな感じだろうなって。
二人ともいい戦いをして、二人が一体感すら醸して、お客さんも大興奮のすごいいい試合になるみたいな。それで、会場中が一つになるみたいな。
殴りあいからの→素晴らしい一体感。
フォアグラも、ソースと戦うための羊のいい力になってるのよね…
(パイ+羊+フォアグラ+(トリュフ))一丸vsペリグーソース&それを食べる人、で、本当に素晴らしい一皿だと思いました。
固形とソースの、薫りと旨味の壮絶な殴り合い…
直近美味しかったフレンチのお肉では、天然美人が88診断を受けた上で最高のヘアメイク(火入れ)をしてもらって、ソースをかけることで秋~冬のドレッシーなすっごい似合う服を纏ったような感じを受けたのとは、やっぱりまた違う。
そういえば、江戸前とかのお鮨って、シンプルなのに、実は手がかかってて一つ一つがフレンチのお皿みたい。しかもそれが10貫~20貫とか出てくるんだよね。贅沢だよなぁって思い至った。
とにかく、美味しいものは程よさとバランスが大事なんだなぁと最近の食べ歩きでつくづく思うけど、そのためにはどんなに大変な行程があるのか想像もつかない。
スペシャリテなんかは、火入れや味つけが全く同じものを作れることもとても大事だよね…
感謝していただくしかないね。
