こんにちは、kiloです。

前回の記事ではピーコートについて詳しくみていきました。(前回の記事はこちら)

今回は、ダッフルコートについて詳しく見ていこうかと思います。

 

ダッフルコート

ダッフルコートはメルトン生地でできており、その名前はメルトン生地の原産地であるベルギーのダッフルという町の名前が由来です。

なんといっても特徴的なのは留め具が他のコートと違い、角のような形をしていることです。これは「トグル」といいます。これはボタンよりやや浮いているつくりになっています。こうすることにより寒さの厳しい場所でも手袋をつけたまま留め外しが行えるようにと考案されました。

そして構造上、トグルを右につけるか左につけるかだけで右前と左前を入れ替えることができます。

....このどっちも上にできる構造はどこかで聞いたことがありますよね??

 

はい、実はこれももともとはイギリス海軍で使われていた形のコートなのです。

イギリス海軍で使われていたコートは、キャメル色の生地、木製のトグル、大きなフード、麻のフープでした。

 

現在では制服の上に着るコートとして中学生や高校生が着ているところを多く見かけますが、カジュアルな服装に元軍隊で使われていたデッドストック品のダッフルコートなんかを合わせてみるのもよいかもしれません。

また最近はナイロン生地でできた今どきな製品も多く、スポーティな着こなしにも使えるものがあります。皆さんもダッフルコート、一度ご検討されてみてはいかがでしょうか?

 

では今回はこのへんで。