こんにちは!kiloです!

 

 

今日はテーラードジャケットとスーツジャケットについて書いていこうと思います。

 

以前書いた「セットアップのすすめ」という記事は読んでいただけたでしょうか?

この記事の内容にもかかわってきますので、まだ読まれていない方はこちらからどうぞ。

 

 

 

さて、本題のテーラードジャケットとスーツジャケットの違いについてです。

まず前の記事でも紹介したように、セットアップのようにカジュアルなものはスーツと違い上下バラバラで購入することができます。

つまりテーラードジャケットはジャケット単体で購入することができ、単体で着まわせるようにデザインが工夫されています。

具体的にどこが変わっているかというと、「生地」・「ポケットの形」・「シルエット」などがあげられます。以下で細かく見てみましょう。

 

生地

普通スーツの生地は基本ウールでできていますが、テーラードジャケットにはさまざまな生地が用いられています。もちろんウールの物もありますし、リネン、コットン、シルクなど季節に合わせて着まわせるようになっています。

生地についての記事はこちら(編集中)

 

・ポケットの形

次にポケットの形ですが、スーツのポケットは「ノーフラップポケット」と言って

ふたのない形か、「フラップポケット」と言ってふたのある形が主流です。

 

それに対しテーラードジャケットのポケットはこれまた多岐にわたります。

まずは「チェンジポケット」という普通のポケットの上に小さなポケットを付けてある種類の物です。

 

他にも「アウトポケット」と言って生地の外側に張り付けるタイプの物もあります。

 

・シルエット

シルエットと一口に言っても腰の絞り具合や丈の長さなど様々ありますが、すべてを挙げてはきりがないので今回は襟の形について区分してみましょう。

襟の形には大きく分けて二種類あります。

一つは多くのジャケットでも採用されている「ノッチドラペル」というものになります。

これは襟の切れ込みが斜め下に入っていて、V字に切れているのが特徴です。

これは主にシングルジャケットで使われていることが多く、サラリーマンのスーツも多くがこれなのではないでしょうか?

 

二つ目は「ピークドラペル」という襟です。これは、先ほどのノッチドラペルと違い、斜め上向きに切れ込みが入っており剣先がとがっているものを言います。これはもともとダブルジャケットで多く使われていたスタイルになりますが最近ではシングルジャケットでも多く見かけるようになりました。

 

 

最後になりますが、テーラードジャケットの言葉の中にある「テーラー」とは仕立てるという意味があります。最近ではテーラードジャケットは一般に広まっており安価で買うことができますが、仕立てるという意味がある以上、もともとは職人が個人に合わせて作るものがもととなっています。このスタイルが確立されたのは戦後ですが今一度意味を考え直して、自分にぴったりの上質な一着を手に入れましょう。

上質な一着で恥をかかないためのジャケットの選び方について、また記事を書きたいと思いますのでそちらもよろしくお願いします。

 

それでは今回はこの辺で。