しばワン・ケノービ -4ページ目

しばワン・ケノービ

よしなきことをそこはかとなく

30分ほど何をするでも無く過ごす。その辺りからみる富士山は見辛さもなり「もう見慣れてしまったのかな」と思うほど惹かれるものでは無かった。ところが船から見るとその印象は変わる。
ようやく船に乗り込むと人気がない。暖かい船内でウトウトしかかるも、ちょうど良い高さと距離感で一望出来る富士の山は見事だった。
満足して船を降りるとまたバスには微妙な時刻。一つ二つとバス停を歩いて通過し適当なところでバスを待った。
あとは御殿場経由で帰るだけ。30分は乗っただろうか。母さんも僕自身もうつらうつらしていた。降りるところで一日乗車券のエリアを出ていることを知り、追加で千円ずつ払った。冷静に考えればそりゃそうだと納得する。
御殿場駅で母さんが珍しく団子を買う。
帰りのJR車両の数は少ないがそれでも外国人観光客を中心にほぼ席が埋まっている。
目の前に外国人カップルが乗っていたが気にせず団子を頬張った。
松田で乗り換え。県境で自分には馴染みのない土地だが学生たちがわんさかいて活気があった。
Suicaがちゃんと読みとっていなかったらしく戻って処理し直してもらったが、それ以外はスムーズに海老名まで移動。
最後の休憩も兼ねてサイゼリヤへ。食事をとるうちに日がくれた。
海老名で降りる頃、疲れ果てて寝ていた母はその後買い物へ行った。
俺はそそくさ寝支度をしたところ深い眠りにつくことが出来た。