極楽も
地獄も先は
有明の
月の心に
懸かる雲なし
上杉謙信 辞世の句
この世の
極楽も
地獄も
見てきたが
夜明けに残る月のように、
私の心に
一点の曇りはないの意味。
乱世である戦国時代は
秩序が乱れ、
「俺が、俺が」と、
己の欲望を優先した
利己心が渦巻いていた。
生き残るためには
親・兄弟とも殺し合い、
騙し合い、何でもする時代。
そんな乱世において
上杉謙信は
「利」を嫌い「義」
を貫きました。
「義」とは
「人として正しい行いをすること」
であり
人間の欲望を追求する
「利」と対立する考えです。
荘子曰く、
「利をもって合する者は
窮禍患害に迫られて相棄つ」
「天をもって属する者は
窮禍患害に迫られて相収む」
「利害で結ばれた者は
苦難に立てばやすやすと相手を見捨てる」
「天命により信頼しあう者は
苦難にあっても助け合う」の意味。
周りをよく見渡して
今年を終わろうと思います。
iPhoneからの投稿