東京に来ているとき、気をつけていることは、しゃべり。

なまりはどうにもならないにしても、できるだけ標準語を使おうとがんばっています。


でも、ときどきぽろりと出てしまいます。

「なんだっぺ!」

これは訳すと「なんということでしょう!」になります。


洗濯物をたたんでいるとき、靴下の片方がないとき、、、

つい、

「かたびんこしかない」と言ってしまう。


東京にもう10数年暮らしている娘が渋い顔をします。

おもしろがってまごちゃんたちがまねをするらしいのです。



ふ~ん、なら、ひらきなおってしまいましょう。

いわきべん、いいじゃないですか!

「歩いて」を「あるって」って言ったって、
「つねる」を「ちんにぎる」って言ったって、
「捨てる」を「なげる」って言ったって、
「疲れた」を「怖い」って言ったって、、、

尻上がりのアクセントがなんだっていうんだ!  イがエだっていいじゃないか、、。

いや、開き直る必要はない。

普通にそうなのだった、、、。


でも、時々孫たちが話す言葉のイントネーションに、いわきを感じることがあって、
やっぱりね、とにんまりしている私でした。