「百済歴史遺跡地区を巡る」旅、昼食の後は、一路、扶余へ。

 

扶余は、百済の後期、泗沘(サビ)時代の都であった場所。
日本人にも百済の都として一番なじみがあるかもしれませんね。

この「陵山里古墳群(능산리 고분군=ヌンサンニ コブングン)」は、百済の王陵です。

7基の古墳が整然と並ぶように位置しています。

 

百済時代最後の王(第31代王)義慈王の仮墓。

そしてその太子の仮墓も。

 

その2基のお墓を眺めながら、先に進むとそこに広がるのが、

陵山里寺址です。

567年に建立された王室寺院と推定されています。

ここから、百済の工芸の水準の高さを物語る「百済金剛大香炉」と「百済昌王銘石造舎利龕(がん)」が出土ししています。

 

特に「百済昌王銘石造舎利龕」の銘文から、陵山里寺に昌王(チャンワン、威徳王のこと)の姉である妹兄(メヒョン)姫が舎利を供養したことが判明し、陵山里古墳群が陵墓(王族の墓)であることが証明されたそうです。(コネストHPより)

遺跡が発掘され、そこから古代の歴史を遡るロマンを感じることができますね。

 

「百済金剛大香炉」が実際に発掘された場所を写真に納めようと群がるブロガーです。

 

この後、実物が展示されているという「国立扶余博物館」へ向かいます。

 

【陵山里古墳群(능산리 고분=ヌンサンニ コブングン)】

충청남도 부여군 부여읍 능산리 산16-2

 

↓↓↓ 陵山里古墳群の動画はコチラから ↓↓↓

http://info.baekje-heritage.or.kr/html/info/video_view.html?video=v12