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世慣れたつもりの、ワタクシ、×ゴニョゴニョ、3人の子持ち。


それがどっこい。

世間知らずもいいとこ事件を起こしたしだい。




ある日ある時、ある地方都市?のハローワークにて。

41歳、無職直前は窓口のおばちゃんに聞きました。



「すいません。普通の月収ってどのくらい??」





10何年勤めた事務所がやばい事になり、

改めて職探しをしようと思った私。


実は今の事務所は紹介されて転職。

その前は職安からの紹介で、面接らしき面接もなく採用された事務所。

建てる(店舗オープン、施設開所)物件に合せて、

相手先の会社に席を置き、仕事を請けるという形をとっていた為、

CADを覚える為に雇用保険を貰いながら勉強をしている時の出来事。


今もその前も、フリーランス期間も子供がいることを前提として、

相手からやってきた仕事だった為、

諸々の交渉や売り込みをした事がなかった。


スキル的なものも、それなりにあったので、金額面作業面で

クレームを受けたこともない…


よって、仕事での苦労は当然あったが、それ以外は甘やかされていた。

子供が熱ともなれば、私がお迎えに間に合わないと、

仕事仲間か社長が迎えに走ってくれる。

三女が入院すれば、休めないあたり仕事の非情が丸分かりだが、

付き添い中の病院への仕事宅配もあった。


それはそれで、養育費もない子育ての収入には

とっても助かっていたのだが…。



で、今はどうかというと、仕事量がない去年今年ですら、

単価交渉は発生せず、言い値で支払いがされていた。




今になって、どれくらいの収入を望むかと言われても、

「これくらい」って金額がでてこない。



かといって、私は自分を安くするつもりもない。

がしかし、このご時世、転職直後はある程度仕方ないとも思われ。


よってこれくらいならって…その「ある程度」が分からない。


おまけに技術者としての価値と、経営者としての価値の見出し方が

違うという事もある。



今回、1社、交渉中の会社があるのだが…


そこも紹介だったが、求人を出しているとの事で

わざわざハローワークを通した。

個人戦は自信がないし、自分ののほほん具合も自覚がある。


会社を興した人は、生粋の職人であって研究者。

新しい工法を大学と共同研究し、それの特許・認可をとり社会に送り出す人達。

そのトップの人達には


「あ~…職人だね。チビさんが手を離れたら、一緒に海外に行こう。」


といわれ、どうもそれが採用したいとの意思表示だったらしい。

私生活ではおじいちゃんだという60過ぎた人達で、


「今は子供に合せてお母さんとしての生活も大切にしなさい。

うちの娘も似たような生活をしているよ。」


と言って退席。

前の事務所の後輩になる人も、ぼちぼちやりましょうと退席。



問題は経理部門のおじさん…いや、管理職。


収入面は話し合いましょう!と言いながら、

ハローワークには採用したいと返事を入れている。


そして来週、その話合いがある。




こちらが持っていく選択肢。


1、ボーダーライン低めで、(当分)子育て重視。


2、ボーダーライン高めで、収入重視。



こんなのはどの会社を受けても同じだとは思うが、

今までが子育て・収入両方重視だったので判断に迷う。

でも朝まで仕事は、体への負担が大きくはなっていた。


それは確か。



だからというわけでもないが所用があり市役所に言った時、

子供に関連した窓口で、DVと次女の件で世話になった方に相談をしたみた。


「いっぱいいっぱいまで頑張らないで、

児童扶養手当もあると思って、少し自分を労わったら?」


と…どうしようもない時はこういう所もあると思えばいいのって。

以前、Gから逃げて別居した時に、生活保護の対応を受けて、


人は頼れない


と、再度学んだのを横で見ていた人だった事も有り、

必死で働いて、それでも追いつかず児童扶養手当を受ける事は

当然の権利だと。


そうは思っても…思っても…う~ん・・・


そういう考え方もあるんだなと。

今頃、気持ちが受け入れ始めた自分。やっぱ世間知らずなわけだ。

しかし、かといってそういったものを受け取った事がないわけでなく、

多少なりともいただいていた。


それは子供達への学費と消えたが、ありがたいものなのは確か。

ただそれは頑張って働く人たちの税金なのも確か。

当然のような顔をしていただくのも申し訳ない。


奇麗事を言っているようだが、私は元が公務員。

公衆の面前や道路の横で


「この税金泥棒!」


と怒鳴られるのが日常茶飯事だった事を考えていただければ

分かってもらえると思う。

あの数年間は嫌な思い出でしかなかったのだから。




ごたごた考えてみても、どうにも…


方向性を 1 選択にして、少し自分を労わって、

そして子供達に、もう少し付き合う時間を持とうかなと思い始めた。


とりあえず、今回の会社ではそういう話をしてみようと思う。

それって一般的にどんなものなのか分からないけれど。


話合い自体、どうなるのかなぁとも思うし。

(今の事務所は、私の仕事が決まるまで意地でも頑張ると言ってくれるから

最後もとことん甘えてみようかなって)




で、1つ。ちょっと気になったこと。

その管理職のおじさんが言った事なのだけど


「お子さんがいれば、こども手当てもでるよね?」


って、だから多少余裕はあるかなと言いたかったのだと思うけど、

あれって本当はいつまで続くんでしょうか??

当てにすると足元をすくわれそうだし、児童手当と大差ないような…


おまけに扶養控除云々と消費税が高くなれば、

こども手当てが出ない、高校生大学生を抱える家族は、

何がいいのか分からない状態になるのではと思うのよね。




よく分からない事だらけだわ。