「おうっ!またな!」

はないから…と思いながら帰宅したその日。

家に帰ってしばし考えてみる。



「奴はなんであんなに浮かれてたんだ???」



どんなに考えても分からないから寝た。

↑これが失敗の始まり。

そして訳のわからない情と縁の始まり…



それから約2週間後、日曜の朝だったと思う。

午前中に洗濯物を干し、娘2人のおやつの仕度。

ハムスターを部屋に逃がしてしまい大騒ぎの最中だった。

携帯電話に着信…


出るとやけに張り切った声で


「俺、俺、俺!!」


「???」



当時、分け合って別居していた旦那は

前夜は一緒に夕飯を食べ、その日は朝から

大型バイクの教習に行っているはずだった。

だから電話はないはず…だし、声が違う。


「誰?」


「俺、 G 。ベランダから外見て!」


「???」


外を見て仰天!



アパートの前は小さな畑があって、

その向こうには小さな川、その向こうには土手。


その土手にいるのはまぎれもなく G !

何度見ても G (ノ゚⊿゚)ノびっくり!!

それも180cmのでかい体から生えた

長い腕をブルンブルン振り回してる…。


「な・な・なんでいるの?」


「探したから♪」


「ど・どうやって?」


「東の方で、市内で、前の家とはそんなに離れてなくて

日当たりがいいって言ったろ。」


「言った…」


「車は○ミオって言ったろ。」


「言った…かな?」


「バイクはボル○ィと○Rって言ったろ。」


「それは言った。」



「だから条件に合うアパートを探したんだ♪」


「10日も掛かったよ。すごいだろ♪」



すごい…てか、怖いです(・・;)

声も出ないでいると後ろから娘の声。


「あっ!バイクだ!!」


うちの娘っ子、小1から川原でバイクに乗ってます。

そこに来る仲間の一人と勘違いしたらしく、

無邪気に おいでおいで をしっちゃったりして…


「今から行ってもいいか?」←ワクワクが伝わるでかい声。


「駄目!ここは普通の家庭で…」



どうやって断ったかは焦りすぎて覚えてないくらい。

多分ものすごく支離滅裂だったと思う(;´ρ`) グッタリ


「じゃあ、また来るから!」



と、言い残し G が走り去った後の土手を眺めながら、

ふと思ったこと…


また来るってどういう事?


なんで携帯の番号を知ってるの?



そんな疑問があったものの、その時起こった事を

消化するだけで一杯一杯。

おまけにハムスター大捜索網をひいた為、

単細胞な私の頭はその出来事をすっかり忘れていました。



しかしその答えはその日の夕方、簡単にわかる事となりました。




根性?それとも執着?今もって…今だからわかりません。

G ってなんなんだ??→人気blogランキングへ