つづき。

訳がわからなかったです。
もう、会えないなんて。

ゴロゴロ、ゴロゴロ、していたのに。




そして、その次の日の朝。

もっと、訳の分からない事が起こりました。

朝、電話が鳴りました。

おばあちゃんから。


昨夜、事務所に、
泥棒が入ったと。

集会所になっていた事務所は、
夜、無人でした。

一階のアパートの一室。

ずっと狙われていたのかもしれません。

おばあちゃんの声は、震えていたそうです。

予定では、その日、
鈴スケ親子が寝ていたのですから。





単なる偶然かもしれません。
その日に電気がついていたら、
泥棒も入らなかったかもしれません。


でも、鈴スケには、
モモちゃんが守ってくれたんだ!
としか思えないです。


、、、わかりませんけど、、、ね。


モモちゃんはにゃーちゃんより、
早く天国へ。

たった、3年しか、
一緒に居られませんでした。

まだ、私も小学生だったから、
写真すら残ってなくて、、。

忘れん坊の鈴スケの記憶にしかありません。


、、、でも大切なモモちゃんです。

次にまた家族を迎えるなら、
サバトラ柄の女の子。


そう思っている理由は、
大切なモモちゃんがいるからです。