13年近く前のこと。
わたしは長女を妊娠中で、その子に一生の友達になるようなベアを作ってあげたくて。
とはいえ、まだベアのお教室に通う前の話です。
自分で型紙をおこせるわけもなく。
市販のクマ本を買って、その中に載ってた型紙を元に、鼻先の角度や長さを変えたり、ボディや手足のバランスを変えたりして、自分のイメージに近づけたアレンジ型紙を作りました。
頼れるのは本から得た知識のみ。
彼女に贈りたい一心で、四苦八苦して作り上げたのがこちら。
・・・・・。
・・・当時。
これでなんで、イケてると思ったのか;orz
自分としては会心の出来(のつもり)で、久しく飾っていたのですが。
お教室に通うようになってから、その不備がどんどん目につくようになってきました。
顔の造作はもちろんのこと、手足のつきかた、つまりはジョイントの絞め方が不完全で、持ち上げるとまるであやつり人形のように。
手足が前後に楽しく動きます。
ぷらぷらと。
あぁ、これはアカンて;(;´Д`)
そういうわけで3年ほど前から、このベアの作り直しを考えていたのですが。
思うばかりでなかなか暇がなく。
そうこうするうちに、ようやくコンベンションも終わり。
その後かたづけも終わった先週末を使って、整形手術に着手(`・ω・´)ゞ
ボディから頭部、手足のパーツを抜き、耳を外して。
両目も外し、口と鼻の刺繍の糸を抜き。
さらにすべての詰め物をとり除いて、ペソペソのパーツにもどったクマさん。
で、解体してみてわかったこと。
もう、綿詰めがめちゃめちゃ。
なにこれ(;´Д`)
一番重要な鼻先のとこはスカスカ。
綿を、力任せに団子状にして押し込んでるから、手足のあちこちでいくつもありえない関節ができちゃってるし。
コツもへったくれもなく、勢いだけで作ったノリがまるわかり。
そのほかいくつも不備があり、見つけるたびに直していったんですが。
でも、ぬい目がね。
すごくきちんと丁寧にぬってあるんです。
どのパーツを見ても、細かく綺麗にぬわれていて、当時の自分の思いが思い出されて。
あぁ、すごく一生懸命だったんだなぁ、あたし。
そんなことを思い出しながら、手順どおりに綿をつめ、目をつけ、口と鼻の刺繍をし。
ぜんぶのパーツを組み立てて、ボディの開き口をぬいあわせれば。
全身整形の完了です。
術前は幼い表情だったのを、少し目の位置を高くしました。
気持ち、お姉さんっぽくなったかな?
口元は、娘が一番好きな、泣いてるようにも笑っているようにも見える逆Y。
鼻周りの毛を結構刈ったので、多少すっきりしたかと思います。
でも、 右目の横にちょうどクルっと巻き毛がきているので、たれ目に見えちゃいますねぇ・・・。
ハサミでトリミングして修正しようかと思いましたが、同じくたれ目の娘にちょうどいいか、と。
そのままにしちゃいました(笑)
こちらは全体像。
耳の先まで45センチほどあるので、けっこうデカイッす。
リボンも、作った当時のもの。
こういった、クマらしいクマは久しぶりに手がけたので、楽しかったです。
すっごく♪(´ω`)
上質のモヘアを使ったテディベアは、大事に扱えば、100年先もずっと友達でいてくれます。
娘の子ども、そしてまた、その子どもへ。
何十年か後に。
このクマ、ひいおばあちゃんが作ったんだよって言ってもらえてたら。
そりゃもう、サイコーに幸せなんですが。
・・・ 頼んだよ、娘!ヽ(`;ω;´)ノ