和人と珪子は彩子をユイに頼み久しぶりに妖精郷へ行く事にした
-新生アインクラッド22層 森の家-
フルメンバーではなかったがリーファ、アスナ、リズベットそれとアズサたちが既にきていてそれぞれくつろいでいた
「パパママ、彩子ちゃん見て無くても大丈夫なの?」
「ユイに頼んできたからな」
「泣き出したりすればユイちゃんが教えてくれますから」
「お兄ちゃん、リズさんが何か言いたげにこっち見てるけど」
「こういう時に限って面倒な話を持ち出すからなぁ…」
「リズさんですし仕方ありませんよ」
「パパとママは慣れっこみたいだね」
「付き合いも長いしな」
「どうしましょうかキリトさん」
「話を聞くだけ聞いてみるか」
何やらアスナとひそひそ話をしていたリズベットに話を聞いてみる事にした
「リズ、俺達に何か用か?」
「用か?じゃないわよ。ようやくきたと思ったら家族で話し始めてあたしらは蚊帳の外ってどういうことよ」
「あのなぁ、アズサに聞かれたから答えただけで別にお前たちを無視してた訳じゃないんだからな」
「そうですよリズさん」
「キリトさんもシリカさんもさすがに慣れてるわね」
「ヤヨイ、余計なこと言わなくていいの」
「こっちにとんできた」
「私たちは大人しくしてた方がいいみたいね」
アズサ達はとばっちりを避けるために離れて大人しくすることにした
「リズ、大人気ないわよ」
「はいはい、あたしが悪うございました」
「おいアスナ、リズのやつまさか飲んでないだろうな?」
「さすがに飲んでないと思うけど久しぶりにキリト君とシリカちゃんがきたからテンションが振り切れてたのかもね」
「リアルじゃこの前あったばかりだろ」
「リズさんは昔からこうでしたから」
「こっちにきても飽きずにクラインさんと喧嘩してますよね」
「あんたたち随分と言いたい放題ね」
「アズサ達に後で謝っとけよ」
「あんたに言われなくてもわかってるわよ」
半ば八つ当たり気味にキリトに答えたがアスナ達が冗談で言ってる事はリズベットもわかっていた
「キリト君とシリカちゃんは赤ちゃんのこともあるしまだ当分はこれる日は少なそうだね」
「店のこともあるしな」
「あんたたちにはそれもあったわね」
「それはあたしもですけどね」
「このリア充兄妹め」
「お前なぁ…」
「お兄ちゃん、どうせ言っても無駄だよ」
「リーファちゃん、言い方がシノンさんみたいですよ」
「リズ、落ち着いて」
「落ち着いてるわよ」
「お前たちの事だし俺たちがどうこう言っても仕方ないけどな」
久しぶりにきた森の家でキリト達はアズサと友達のリィンたちと共に過ごしていたがその奥ではアスナとリズベットが大きなため息をついていた
ーあとがきー
久しぶりに森の家へを書いてみました
キリトとシリカが久しぶりに森の家にきた話です