今年は孫文による中国の革命(辛亥革命)から100年の節目にあたります。

そして孫文の辛亥革命を資金面で支援した日本人がいます。

その名は梅屋庄吉。支援した金額は1兆円以上といわれています(読売新聞調べ)

梅屋庄吉の曾孫にあたるのが小坂文乃さんです。

すずりょうの超思考論 ~人生を変える力~-小坂文乃さん

小坂さんは現在、日比谷公園内にある老舗レストラン日比谷松本楼の役員をされています。

 ・日比谷松本楼

先日、小坂さんと松本楼でお会いして、梅屋庄吉の人生についてお聞きしました。

梅屋は映画の日活の創業者であり、現在の映画ビジネスの根幹をすべて作り上げた人物です。

映画ビジネスで稼いだお金はすべて孫文に送り、孫文はその資金をもとに辛亥革命を成し遂げます。

辛亥革命によって、2000年続いた王朝時代に幕を下ろし、近代の中国がスタートしました。

世界の歴史の中でも大きな出来事です。

この革命を支援していたのは日本人だった、という事実はこれまで伏せられていました。

それは梅屋の遺言であり、子孫はずっと梅屋の遺言を守り、秘密にしていたのです。

それが、今から20年ほど前より、親族が徐々に公開をしはじめます。

その後、胡錦涛主席が来日した際には、小坂さんが梅屋と孫文の遺品などを案内し、胡錦涛もいたく感動されていたそうです。

その時同席していた福田元総理から書籍にすることをすすめられ、講談社より「革命をプロデュースした日本人」という本を出すことになります。

小坂さんの活動によって梅屋庄吉の存在が認知されるようになり、2013年の歴史教科書から名前が記載され、梅屋の業績が紹介されることになりました。

現在、梅屋と孫文を描いた角川Gによる日中合作の映画の企画がすすんでいます。

小坂さんのインタビュー音声アップしましたので、是非、お聴きください。
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革命をプロデュースした日本人/小坂 文乃

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小坂さんが日本記者クラブで講演された時の模様。↓