イギリスのBBCテレビの「地球温暖化詐欺」という番組を観て、非常に驚いている。
地球温暖化はすでに全世界の人類にとって共通の問題だと思われているが、それが一部の人間の「ある利益」のために仕掛けられたウソである、ということを明らかにした番組だ。

地球温暖化という「作られた事実」によって誰が利益を得て、なぜ誰も何も言えなくなったかが明確に分かる。

以前、地球の歴史を学んでいたとき、今から数千万年前は地球全体の気温が今よりも10度近く高い時代があったということを知った。その時は、地球上に氷河はなく南極には青々と緑が覆っていたという。その時代は生物の楽園の時代であり、人類の先祖が誕生するキッカケがうまれた、ということを知った。

北極と南極の氷がなかった時代にも、シロクマは生息していたという。「地球温暖化でシロクマが絶滅する」という話をよく聞くが、よく考えれば何かオカシイ。

しかも、かつて二酸化炭素が今よりも何倍も多い時代があり、その時も生物は繁栄しており、地球は滅んでいない。
NHKスペシャルの「地球大進化」では、5500万年前にメタンハイドレード(メタンの塊)が蒸発し、地球の気温が10度~20度上がり、その結果、広葉樹の巨木化が起こり、巨大な森「樹冠」を作り、それは高緯度の地域まで広がり、地球規模で生物の大繁栄につながったと解説されている。

  ※詳しくは、NHKスペシャル「地球大進化」第五集をご覧頂きたい。

このような地球規模の温度上昇は、地球の歴史では何度も起こっており、その度に生物の繁栄が起こり、進化も促されたという。

逆に生物が死滅しているのは寒冷化の時であり、地球規模の寒冷「全球凍結」時には、ほとんどの動物が死滅した。

生物にとって恐れるべきは寒冷化であり、温暖化は喜ばしい現象である。

温暖化は海水の蒸発を促し、雨を多くもたらし、寒冷地を緑化させ、食料が増え、生物が繁栄する。なぜ、こんな単純なことが専門家である科学者が分からないのだろうか・・・と思っていたが、BBCの番組を観て、その理由がよく分かった。

日本は地球温暖化対策の先進国になろうとしているが、それは日本国民の血税を奪おうとしている勢力があるかもしれない、と考えることも重要なのではないか、と思う今日この頃である。







ちなみに、私は「化石燃料」の大消費や「環境破壊」を肯定しているわけではないことを念のため伝えておきます。

この手の話でよく起こる錯誤は、「CO2犯人説」を否定することが「人間の飽くなき欲望」を肯定することとと見なされることです。

BBC番組内でも、「CO2犯人説」を否定すると「人類の悪行を肯定するのか」という議論に差し替えられて、科学的見知を歪められている経緯を解説しています。

彼らは科学者としての立場で、ウソを流布する背景を明らかにしているだけで、人間の悪行を肯定することは一切していないことを念のため言っておきます。
(なんぜ、この話には常に お前は環境破壊を肯定するのか という話が付いてくるので)