スティーブン・キング原作、フランク・ダラボン監督のコンビが作った話題作。
「映画史上かつてない、震撼のラスト15分」というのがこの映画のコピー。
謎の霧が発生した田舎で、スーパーに閉じこめられた人々がパニックに陥る。
霧の中には謎の○○が・・・
主人公のデイヴィッドは、小さな息子と一緒に生き延びるために闘うことに・・・
で、震撼のラスト15分だが、何とも言い難い脱力感を感じた。
いろんな意味で記憶に残る映画だったが、どうも物語のスローペースについていけず、しかも謎が謎のままで終わったところが消化不良気味で後味が悪い。
しかもラスト15分は、そうする必要があったのか、と個人的には思った。
何かの意味があったのかもしれないが・・・
評論家の中にはこの映画を絶賛している人がいる。
アメリカ社会の縮図がここにある、と。
しかし、アメリカに住んでいない僕らにとっては、純粋に楽しめるかどうかしか映画には期待していない。
前作の「ショーシャンクの空に」と「グリーンマイル」に比較すると、遙かに劣る内容だったように思う。
個人的には★一つ。