今日は今回のインド旅行のハイライトともいえる日。

象のタクシーに乗れるというアンベール城見学と、母も私もものすご~く楽しみにしていた
宮殿ホテル宿泊の2大イベントが続きます

象のタクシーは象さんが疲れたら終了とのことだったので、朝一番で向かうべく
ホテルを8時前に出発。

ジャイプルから車で20分程でアンベール城へ到着です。


象のタクシー乗り場へ向かうと、既に長い列が。
並んでいる間、途切れることがなくお土産売りのおじさん達が声をかけてきます。

いよいよ私達の番!
片道で1頭900ルピー。2人まで乗れます。
私とりん、けいは3人で乗せてくれました。

よくつかまっていないとスルッと落っこちてしまいそうでちょっとスリルあり。ゆったりゆったりと、でも大きな振動を感じるたびに象さんの背中って大きいんだなあと感じました。

少しずつ山の上にあるアンベール城に向けて登っていきます。
眼下の眺めも素敵。


後ろからは母とすずが。
象さんは顔にお化粧をしています。
ここの象さんは全員メスなのだそうです。


象さんタクシー、山頂の終点に到着~。

楽しかった!!象さん、有難う


アンベール城塞はこの地域を支配していたマハラジャ、マーン・シン1世により1592年に
築城開始され、その後何代にも渡って改築を重ね築き上げられた城だそうです。
昨年、世界遺産に認定されました。

門をくぐって階段をのぼっていくと、そこは一般謁見の間が。
下を見下ろすと、今象のタクシーでのぼってきた道のりが見えて、すばらしい眺め。



宮殿の正門であるガネーシャ門。
門の中央には鮮やかな色彩を残すガネーシャの壁画があります。


ガネーシャ門をくぐると、きれいな中庭が。
右側の建物は、マハラジャが後宮の女性達と過ごしたという「歓喜の間」。
正面がマハラジャの宮殿、2階部分が王妃たちの居室となっていたそうです。


遠くから見てもキラキラしている鏡の間。
来賓謁見の間としても使われたそうです。


くぼみを見るとやはりお地蔵さんになってしまうけい。


アンベール城の出口を出ると、城下町へ続く小道のようなところへ。



不思議なオブジェ?!が。卵??


大きなお鍋?


お土産やさんも並びます。




山頂の駐車場で、ドライバーさんが来るのを待っていると、日本語ガイドをしているという
インド人の男性に声をかけられました。
今一仕事終えて、また午後から日本人の団体客のガイドをするのだとか。
待っている間写真を撮ってくれたり、名刺をくれたり。
子連れで観光にきている日本人はほぼインドに駐在している人だと話していたので
我々もインドに住んでいると思い込んだらしいです。
政府のやっている土産物やに案内しますよ、と言われましたがお断りしてお別れしました。

ジャイプルへ戻り、市内観光を。

時計、食器、生活雑貨から布製品、靴、洋服までいろいろなお店が並ぶバザール。


人人人で、足元もよくないので子連れだと前へ進むだけでも一苦労。

サンダルがほしいなとおもっていたので、サンダルやさんが軒を連ねる中の1軒へ。
私と母、すずの3人のサンダルを購入。最初の値段から半分までは交渉して下げて
もらえたのでヨシとします。

風の宮殿。
宮中の女性達が姿を見られずに街の様子を見られるよう、1799年に建設されたのだ
そうです。


まるでハリボテ?!と思うような薄さ。

朝からの観光で子ども達もグダグダになってきたので、一休みすることに。

手染めのブロックプリントで有名な布製品のお店、アノーキー。
Kちゃんのお母さんからここのカフェがなかなかいいよ、と教えてもらっていたので
アノーキーのカフェで一息つくことにしました。

各種飲み物の他、体に優しそうなオーガニーック食材を使ったメニューが並びます。

サンドイッチとパスタ、そして野菜のたくさん入ったフライドヌードルを注文。


特にパスタがとてもおいしくて、子ども達がペロリと食べてしまいました。







食事の後は、ショップでお買い物。

デリーにもアノーキーのショップは複数ありますが、ここの本店は
ファブリックが充実していた他、セール品もありました。
逆に婦人服はデリーのお店の方がサイズも種類も揃っていた気がします。

アノーキーを後にし、お楽しみの宮殿ホテル、ランバーグパレスに向かいます!!

広大な敷地に入ると徐々にその姿が見えてきます。


入り口では、フラワーシャワーとレイでお出迎え。

ソファに座りながらチェックインが済むのを待ちます。


Kちゃんと別れて以降静かだったすずも、テンションが一気に上がったようです。
ちょっとおすましモード。


そして部屋へ。

美しい中庭を眺めながら進みます。


今回はスタンダードな部屋を2部屋予約していたのですが、スイートにアップグレード
してくれたとのこと
こちらのリクエスト通り隣同士のスイートの部屋が2つ!


中へ入ると


広~いリビング。



奥には寝室が。


早速部屋の探検をはじめる子ども達。

テラスへ出ると、緑の庭が目の前に広がり、クジャクの鳴き声や鳥たちの姿が。
くつろぎモードのけい。


部屋に持って来てくれたウェルカムドリンクで一休みした後、ホテル内の散策へ。


歩いているだけで楽しい♪

庭には白い大きな布旗とスティックのようなものを持った男性がいて、布旗をスティックで
たたいて大きな音を出しては鳩を追い払っていました。
なんて優雅なお仕事。。。


ホテル内には、マハラジャの写真やここに宿泊されたVIPの写真も飾られていました。

こちらの部屋はエリザベス二世がいらした際に使われた部屋のようです。
室内はオリエンタルな雰囲気で、暗くて写真が撮れなかったのですが、、、。


広い庭は緑がいっぱい。

リスが駆け回り、国立公園で見た鳥たちの姿も見られました。

そしてたくさんのクジャクがあちこちに。


こちらはメスのクジャク。
近くで見ると迫力あります。。


子連れ向けサービスとして、馬車に乗せてくれました。


さすがタージグループの宮殿ホテルだけあり、サービスは素晴らしかったです。

少しキョロキョロしていると、声をかけてくれるし、ドアを開けようとするとどこからともなく
飛んできてサッと開けてくれるし。
それらがすべてスマートで、みな笑顔がとても素敵。

子ども達にも、ぬいぐるみや英語の本、ミラー細工のコースター等プレゼントを持って来て
くれ、けいはこのぬいぐるみをこの後の旅行中ずっと大切そうに持っていました。

ホテル内散策の後は、外へ出るのがもったいないから、ずーーーーっと部屋で過ごしていました。お茶を飲みながらテラスでぼんやりしているとなんともいえない幸せな気分。

お風呂はもちろん泡泡お風呂。


アメニティはすべてフォレスト・エッセンシャル。
バスジェルも泡がとてもきめ細かくて違いが明らかでした。

くつろぎ中のりん。



私達の部屋は、みんながくつろいでいたので夜のベッドメイクを断ったのですが
誰もいなかったもう一つの部屋は、眠りやすいようにベッドが整えられ、足元には
花びらを飾ったマットがひかれ、スリッパがセットされていました。

またお風呂にはお湯がはられ、花びらが湯船いっぱいに浮かべられていました。

お姫様気分を味わえるベッドに横になっていると、母曰く「眠るのがもったいない」くらい。

特別な雰囲気の中、ただただ何ともいえない贅沢なひと時を過ごしました。