今朝もさわやかなウィーンの朝。

近所のスーパーに朝食の買い出しに行ってきました。
ハム、ソーセージコーナーや乳製品の充実度はもちろんパンがおいしそうで
迷います。

スーパーの充実度はプラハもウィーンも同じですが、ウィーンに来て何よりいいなと
思ったのは水道水が飲めること。
アルプスから直接引いているそうで、ミネラルウォーターを買う必要がありません。
アパートの管理人さんが、「水道から水が直接飲めるよう、皇帝フランツ・ヨーゼフが作った」
と話していました。

今日はそんな皇帝が過ごした夏の離宮、シェーンブルン宮殿へ向かいます。
9時半頃到着すると、チケット売り場は前に10人位並んでいましたが複数窓口が
あったのですぐに順番に。
王宮も見る予定だったので、ファミリー料金があるシシィチケットを購入。
家族で見る場合はこちらの方がお得だと思います。

噴水前で。
ベルばらの漫画で、子ども時代のマリー・アントワネットがシェーンブルン宮殿の噴水で
遊んでいるシーンがあったのを思い出します。

 

早速宮殿へ建学に!
日本語のオーディオガイドが借りられるので、りんもすずも耳を傾けながら
一部屋一部屋しっかりと見ていました。
撮影不可なので写真はありませんが、各部屋の調度品や絵画を含め
見事です。
けいは飽きちゃったみたいですが、、、。

宮殿を見た後は庭園へ。
小高い丘の上にはグロリエッテがそびえます。

 

歩いているだけで気持ちのいい庭園。

 

途中、迷路庭園なるものがあったので入ってみることに。

1698年~1740年に造られ、その後約100年間忘れ去られていたのを
復元したものだそうです。
緑の生垣で作られた気持ちのいい迷路。
すず&りんグループとけい&ママパパグループに分かれてどちらが早く
ゴールできるか競争です。

 
 
これが意外に難しく、行き止まりばかり 

すずりんチームは軽々と見晴らし台にたどり着き、誘導してくれました。。

 
 
庭園迷路を上から見るとこんな感じ。
よくできています。

 
 
迷路のコースの途中には、子どもが楽しめるお休み場所も
設けられていました。

  

迷路をクリアした後は、迷路庭園入口の横にある遊び場へ。

日本では見たことのない遊具もたくさんあり、子ども達は長いこと
楽しそうに遊んで過ごしました。

 
 
 
  
 
たくさん遊んだ後、お土産やさんに立ち寄ると、普段それほどものを欲しがらないすずが
どうしても欲しいものがあるとのこと。

何かと思って見てみると、優雅な羽ペンでした
インクをつけて書く本格的なものです。女子ですね~。
買った後は大切そうに持っていました。

シェーンブルン宮殿を後に。
地下鉄の駅へ向かう途中の道にはパフォーマーの姿もちらほら。

 

昼食を食べに中心街へと向かいます。

今日の昼食はヨーロッパで初の日本料理!
グランドホテルにある「雲海」へ。

 

店内に入ると、「いらっしゃいませ」の声がかかり、BGMはさくら。
日本のホテル内レストランにいるようです。

すずとりんは、ラーメンランチを注文。
前菜とミニチャーハン、デザート付きです。
少し味見させてもらいましたが、スープも麺もおいしい!!!!
大喜びで食べていた2人です。

 

私とパパは、雲海スペシャル膳を注文。

お刺身に茶碗蒸し、天ぷらとテンションあがりまくりです。

 

天ぷらも揚げたてでどの品もとてもおいしかったです。
日本円で2000円位だったと思いますが、この内容だったら
とてもお得なのでは。

そしてデザートはクリームあんみつ!!!!!!

 

思わず顔がにやけてしまいます。

 

大大大満足!な昼食でした。

お腹がパンパンに膨れたのでグランドホテルのロビーのソファで少し休憩した後
昨日見られなかったカタコンベを見るためシュテファン寺院へ向かいました。

カタコンベツアーの集合場所で待っていると、時間通りにツアースタート。
ガイドさんに着いて地下へと降りていきます。
ツアーは英語とドイツ語ですが、日本語の案内も途中においてあるので
読みながら見学するとわかりやすいです。

カタコンベツアー、子ども達には少々ショッキングな見学箇所もあったかも
しれませんが興味深いものでした。

ツアー最後にガイドさんに料金を払って終わりです。

続いて王宮へ。

ハプスブルク家が13世紀後半から1918年まで約600年以上住居としてきた
そうです。夏はシェーンブルン宮殿で、冬は王宮で過ごしていたようです。

 

既に時間も遅くなっていたので、一番見たかったシシィ博物館へ。

皇妃エリザベートの一生とともにドレスや小物等愛用の品や部屋が展示されています。
ウェスト50センチのプロポーションを保つために使われていた体操器具等、すずは
うれしそうに見ていました。

豪華な衣装や宝石のレプリカに目がくらむ一方で、皇太子ルドルフの死後喪服しか
着なくなったシシィの写真や、暗殺に使われた凶器の展示等、悲運の皇妃の陰を
強く彩るものもあり、見応えがある博物館でした。

アパートへ戻り、夜は子ども達の熱いリクエストで再びプラーターへ。

車をぶつけあうアトラクションに再び乗車。

 

この日は風が強くてブランコは中止になっていたので、別の絶叫系に挑戦する
すずとりん。
絶叫系大好きなすずは大喜びでしたが、姉につきあって乗車したりんは
途中から真顔になっていました。。。

 
 
プラーターでウィーン最後の夜を過ごし、アパートへ向かいました。