昨年の今頃、ちょうど私は

高校受験の日を迎えていました。

 

もともとは、地元で一番の公立進学校を

目指していた私でしたが、

不登校になり、成績も落ち、

受験に挑戦する気力もなくなり、

すべてをあきらめかけていた時、

担任の先生が紹介してくれたのが

今、通っている私立高校でした。

 

不登校になってしまうと、

「出席日数」の問題が深刻で、

出席日数が足りていないと

たとえ点数が良くても、

私立高校は合格が難しくなります。

でも、私の通う私立高校は

なんと、

「出席日数を問わない」ことを

明言してくれており、さらに

普通科以外に、通信制を新設する

ことを発表していて、

もし、高校生になってから

通学が困難になったとしても、

通信制へ編入することが可能でした。

 

私は、生きる希望を見いだせた

気がしました。

 

私は進路をその学校1本にしぼり、

過去問に取り組みはじめました。

 

小学校教師だった母に

勉強を教えてもらったり、

わからないところは放課後、

学校の先生に質問に行くようにも

なりました。

 

過去問は、二回解きました。

 

なんとか自信をつけて試験に臨み、

その結果、うれしいことに

成績上位者が選ばれる

「特待生」での合格を

勝ち取りました。

 

母も、涙を流して喜んでくれました。

 

本当に、頑張って良かった、

あきらめないで良かったと

心から思います。

 

不登校の中学生の皆さんには、

まだ人生をあきらめないでほしい。

 

全国の、不登校の子たちのために、

「出席日数を問わない」

高校が、もっと

増えることを願っています。

 

 

私が不登校になった経緯や、

不登校を克服して高校に合格するまでの日々を

著書『不登校の気持ち』にまとめました。

もしよければご覧くださいね!

 ↓  ↓  ↓