こんにちは、絵描きの円です
ふと思ったことの覚え書きです。
一度好きになったものはずっと好きでいなきゃいけない、そうじゃないと裏切りだ、みたいに思っていました。
趣味とか推しとかもそうだし、人に対してはもっとそう。
「好きな状態」から変わってはいけない。
ブレてはいけない。
否定してはいけない。
悪感情をもってはいけないし、ましてやそれを表現するなんてもってのほか!って。
でも、そんなことないよね。
大好きな対象に対してだって
ムカつく!
もうたくさんだ!
めんどくせぇ!
って思ってもべつにいい。
例えばさくらさんのことは大好きだけど「ずっと大好きでいなきゃいけない」と思ったことはないです。
ムカつく時もあるし、しつこいあっち行って!って時もある。
「そうなの?」
それをしても罪悪感を持つことは無いです。
好きでいるのも嫌いでいるのも自由。
それを表すのも自由。
さくらさんの方も、いうこときかなかったり、こっちにまるで興味ない時もある。
それも自由。
お互いけっこうブレブレ。
だから、安心して大好きでいられる。
今は離れて暮らしていて、同じ家にいた頃よりもさくらさんのことを考える時間が減りました。
でも、だからといって気持ちが目減りしたわけでもないです。
わたしにもさくらさんにも問題は何もありません。
自分を好きになるって大切だけど、「自分を100%いつでも好きでいなければ」と思うと苦しいです。
嫌いなとこがあっても別にいいやって思えた方がらく。
むしろ、そのくらいの自分の方が好き。
わたしは彼氏ができると「100%好きでいなければ」と思って、嫌なことも嫌と言えず我慢してしまうタイプでした。
彼氏に対して怒れなかった。
自分の希望も言えなかった。
それが「いい彼女」だと思っていたのです。
当然うまくいきませんでした。
怒った方が良かったし、希望を言った方が良かったし、何なら時々は「嫌い!」ってなった方が長く一緒にいられたんだろうな。
そういえば、1番付き合いが長かった人は大して好きじゃない人でした(自由なのは良かったけど、本気で嫌いになって別れました)
本当に大好きなものには「嫌いになっても大丈夫」っていう安心感が含まれている。
なんだか不思議です。
ではでは、読んでくれてありがとう。
またね