こんにちは、絵描きの円です
一人暮らしを始めて2ヶ月が過ぎました。
最初の頃よりだいぶ慣れたけれど、まだまだ気持ちは落ち着きません。
お仕事の訓練をするために福祉関係の人に会ったり、施設に出向いたり、新しい出来事が次々にあって毎日必死です。
今日は久しぶりに丸一日何の予定も無いので、ずっとパジャマでゴロゴロしていました。
実家にいた頃は、家さえ出てしまえば安全で自由で、自分らしくのびのびと生られるようになるんだと思っていました。
でも、実際はそう簡単ではなくて。
自分の中にある、親からの「呪い」みたいなものに気づいて苦しむことも多いです。
実家にいる時はそれが普通だったから何とも思えなかったけど、それが自分を苦しめるものなんだって気づいてしまうと、いかんともし難い思いがふつふつと…。
例えば、今日みたいに疲れて1日ゴロゴロしていると、罪悪感に襲われます。
「何か意味のあることをしなければ」
「きちんと3食たべなければ」
「せめて着替えなければ」
「何もしないなら、無駄に食べちゃいけない。お菓子なんてもってのほか」
「電気も水もなるべく使わないようにしなくちゃ」
「贅沢は許されない」
まるで、自分で自分を虐待しているみたい。
どう過ごそうと自由だし、それほど困窮しているわけでもないのに、何かとダメ出しをしたり極限まで節約させようとしたりしてしまうんです。
全部、幼少期からの父親のしつけでしみついた思考です。
(いや…経済的DVの後遺症ですね、これは)
もうあの人はそばにいないのに、従わなくても怒られないって分かっているのに、それでも頭の中を変えられないんです。
こうなると、もう相手の問題ではなくて自分の問題です。
自分の中で勝手に起きていることなのに、自分でそれを止めることができなくて、できない自分をまた責めるっていう負のループ。
特にお金についての罪悪感は根深くて、生活必需品以上のものを買うのがとてもこわいです。
コンビニでちょっとしたお菓子を買う、とか。
「食べなくても我慢できるでしょ?」
「本当に必要なの?」
「スーパーで買えば安いのに!」
「健康に悪いのに!」
責める言葉はいくらでもわいてきて「今これを食べたい」っていう気持ちをどうにかして殺そうとします。
「わたしの気持ち < お金」っていう父親の考え方に支配されているんです。
小さい頃からずっとこうやって我慢を続けて来たんだと思うと、自分で自分がかわいそうになります。
いいんだよ!
それを買ったらわたしが嬉しいんだから!
お金を使って幸せになっていいんだよ!
そのうち、この頭の中も自由になって、安心して生きられるようになるのかな。
何の迷いも無く自分で自分を幸せにしてあげられるようになりたいです。
お金は自分の喜びのために使っても良いんだって、自分にはそういう価値があるんだって、当たり前に思えるようになりたい。
今の自分はそうじゃない、って気づけただけでも大きな進歩なのかも知れません。
ではでは、読んでくれてありがとう。
またね