こんにちは、絵描きの円です
先日読んだ犯罪心理かなんかの本の中に、
海の波は水が動いているのではなくて、エネルギーが水の中を移動しているのだ。
みたいな文章がありました。
人の心の変化も同じで、例えば暴力的な気分はエネルギーとして周囲の人に伝播していくんだとか。
わたしたちは一人一人別々の人間に見えて、実は繋がった大きな1つのモノで、感情や気分や体調の変化は、その中で起きた波なのかも知れません。
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エネルギーの移動なのだから、例えば死ぬほど落ち込んだとしても、悪魔のような攻撃的な気持ちが湧き上がったとしても、それは「わたし」のものではありません。
そういうエネルギーが通り過ぎていっただけ。
わたしはネガティブな気持ちに偏りやすく、それを恥ずかしく思っていました。
客観的に見れば恵まれた環境なのに、こんなに「つらい」とばかり感じる自分は贅沢なんじゃないか?もっと感謝して生きなさい!
と、自分をよく叱っていました。
でも、心がエネルギーの移動で変わるのなら、それはもうどうしようもない気がします。
「つらい」はどこかから流れてきて、わたしの体を通って現れてまた出て行く。
それだけのことなので、わたし個人に責任は無いし、そこに善悪もありません。
ただそうあるだけ。
たんたんと受け入れるだけ。
そう思うと、妙に謙虚な気持ちになります。
べつにいいじゃん、つらくても。
いや、人に対してはつらくない方がいいって思いますよ。「お前なんかつらい目にあえばいいんだー」ってわけではないです。
ただ、自分が元気出なかったり、ネガティブになったり、イライラした時には「いいじゃんそれで」「しかたないじゃん」て思えた方が楽なんですよ。
あわてて浮上しようとする方がしんどい。
「前向きな解釈」みたいなのもめんどい。
つらいはつらい。
それで問題無いって思う。
つらいのか?だれてるだけか?
ではでは、読んでくれてありがとう。
またね