2016年GW 山口県の旅16. 維新の街「萩」
堀内伝建地区を巡る 堀内鍵曲~口羽家住宅
松陰神社を参拝した後、堀内伝建地区の堀内鍵曲へ。こちらは、武家屋敷が残っていて、歴史を感じさせる所ですが、観光客も少なく、とても静かです
なんて書いてあるかと言うと、
「鍵曲は、敵の侵入や攻撃に備えるため、左右が高い土塀で囲まれた見通しのきかない鍵手形の道路である。藩政時代、このあたりには重臣たちの邸宅が立ち並んでいたが、明治時代以後、ほとんどが解体され、夏みかんの畑になった。」
と書かれています。
この鍵曲で、地元の方に色々とお話を聞くことができました。すごくお話の上手な方で、ガイドさんなのかと思うくらいです。藩政時代が終わり、武士の方も仕事が無くなり、食べていかなくてはいけないので、大きな敷地に夏ミカンを植えたのが始まりで、萩の名物になったと。大きい敷地に夏みかんがいっぱいあったら、武家の家だよと。ここに来る間、気になっていたのが土塀です。珍しい土塀で、そのお話もして下さいました ↓↓
なんと、瓦が土塀の中にキレイに並んで入っているのです。珍しいですよね。崩れにくくしてあるそうです。この辺りは全部、この土塀で、勝手にコンクリートの塀等にしてはいけないと。かなりお金がかかるらしく、お金の無いお家は直す事ができなく大変なんだとお話してくれました。保存するもの大変ですよね。私のように観光する人は、この風景や昔から残っている物は絶対残してもらいたいと思いますが・・・・。むずかしいですね。
地元の方ともお別れして、少し行くと「口羽家住宅」があります
国指定重要文化財 口羽家住宅 入館料は100円です
萩藩寄組士口羽家の住宅です。永代家老に次ぐ家柄と言うから、とても位の高いお家柄と言う事ですね。上級武士の屋敷としては古く、主屋と表門が国の重要文化財に指定されているそうです。主屋は18世紀~19世紀初頭、表門は18世紀後半の建物と言われているそうです。
家の中を見学することが出来ます
ガイドさんがいるので、色々説明してくれます
このお部屋、戸を閉めると、押し入れのように見えます。次のお部屋の間に一畳くらいの次の間があります。ここに家来の方が隠れていたそうです。足音がしないように、畳にしてあると。
面白いお話が聞けるので、面白かったです。
是非、行ってお話を聞いてみて下さいね
井上真央ちゃんと、優香さんの写真&サインが飾られていました。NHKの大河ドラマに出演した時に、ここ口羽家住宅のお庭で撮影があったそうです。その時に、撮られた写真とサインだそうです。井上真央ちゃんのサインが立派でビックリしました。字上手いですね。右は優香さん、左は、大沢たかおさんのサイン。
お庭です。とても素敵ですね。この辺りで撮影されたのでしょうか。
とにかく気持ちいいです。自分の家にこんなお庭があったら、なんてイイでしょー
このすごい木もお庭にあります。どうも葉っぱ見ると二種類の木が混ざっているような。一本の木のように見えますが、からみあってるのかしら・・・
お庭から見た口羽家住宅です。
先ほど、地元の方に色々お話を聞いた時に、三本の桜の話をしてくれました。せっかくなので、桜の木を見に行ってきました
これですね。三本、道の真ん中にありました
桜も咲いてないですし、言われないと通りすぎちゃうかも。
今日は、松陰神社~堀内鍵曲~口羽家住宅~三本桜 と回ってきました。あまり時間がなくなってしまったので、最後に、城下町をちょっと覗いて帰る事にしました。次は、高杉晋作誕生の地へご案内します
2016年5月4日