保健所からの引き取り案件 | すずの家の活動

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「NPO法人 黒猫すずの家」の、活動報告やお知らせを掲載します。

先月保健所から引き取りました。

元々は高齢の飼い主様が飼われていて、施設に入所するため飼えなくなったと、ご家族様が保健所に持ち込んだそうです。

年齢は推定15歳以上の老猫で、人間で言えば後期高齢者です。
名前は、リサちゃん。
性別は、メスで避妊手術はしていないそうです。

保健所では、高齢の猫は年齢的に譲渡対象とはならず、ある一定の期間がすぎると安楽死になってしまうそうです。

恐らく、15年以上もずっと人と一緒に過ごしてきたこの子。
安楽死させるのは可哀想なのと、最期は一般の家庭で過ごさせてあげたいという保健所の意向もあり、看取りも含めての引き取りを依頼され、うちで引き取らせていただきました。

「リサちゃんのこと」

人間は大好きなようで、スリスリしてきます。
左眼が少し白濁していて、涙目になることがあります。
軽い口内炎があり治療中ですが、臭いはほとんどなくなりました。
食欲はあり、カリカリをちゃんと完食してくれます。
少し四肢の関節が硬いようですが、ちゃんと階段の昇降ができます。
関節炎もあるような歩き方をします。
今のところ、排泄の失敗はありません。
血液検査の結果、腎機能、肝機能、甲状腺機能などに異常はみられませんでした。
一度、シャンプーに行きました。
寝ている時間は多いです。

うちで看取るつもりで引き取りましたが、まだまだ元気です。
飼い主様と離ればなれになってしまったこの子。
人間大好きなこの子に、人と一緒に過ごしながら穏やかな老後を送らせてあげたいと思っております。

私では朝晩しか在宅しておらず、猫もたくさんいるので、いつもお世話でバタバタしており、なかなかゆっくり見てあげることが難しい状況です…

もし、私よりも長い時間この子の見守りをできる方がいらっしゃって、看取りも含めての引取りのお申し出があれば、託したいと思っております。

一度だけ募らせてください。
もし、今回でお声がけがない場合には、私が責任を持って最期まで飼育していきます。

福島市内か福島県北地域の方で、お仕事を引退された方や、自営業など自宅でお仕事をされている方などが良いかと思いますが、何なりとご相談、お問い合わせいただければ幸いです。

宜しくお願い致します。

※Instagramに動画あります。