闘病していたこの子ですが、11/19の午前1時49分、虹の橋を渡っていきました。
少しだけ痙攣が見られましたが、穏やかだったと思います。
最期一緒に過ごせて、看取ることができて良かった…
一人で逝かせなくて良かったと思っています。
飼えなくなった高齢の飼い主様から引き取り、うちに来てわずか11日でした。
もともと腎不全だったのかもしれませんが、環境の変化を甘く見ちゃダメですね…
また猫から教えられました。
お口から出血していたので、口周りや手足に血液が付いてしまっていて、息を引き取ってから身体が硬くなる前にきれいにしてあげたくて、汚れているところはお湯で流して洗いました。
本当は生きている時にもしてあげたかったけど、身体辛い時に嫌かなと思ったりもして…
私達人間は、日々動物から学ぶことは多いはずなのに、こういう時だけ実感するのなんなんだろう…
今回も、この子を通して病気、病態のこと、環境の変化は病気を悪化させること、猫の気持ちを考えること(答えはないですが…)、飼い主様の思いなど教えてもらいました。
猫は自分の身をもって、命の大切さや儚さ、在り方、向き合い方を教えてくれていると思います。
この子と過ごしたのはたった11日間でしたが、その間毎日ご飯を食べてくれず悪戦苦闘し、少し食べただけで一喜一憂し、濃厚な時間を過ごしました。
期間じゃないんだなとまた教えられています。
この子には感謝の気持ちでいっぱいです。
精一杯のありがとうを込めて、明日火葬致します。