2024年5月29日
白い羽根の夢の続きのお話しは、これが最後となります。
2024年5月29日、群馬県前橋市で朝早くから用事がありました。せっかく出かけるのだから、時間があれば近くの神社にも行ってみたいなと思い、事前に調べていました。
私は、山や豊かな自然に囲まれた神社が大好きです。そんな私の目に留まったのが、妙義神社でした。
「行ってみたいな〜。ご縁があれば、きっと行けるだろうなぁ」
そんなことを思いながら、その日は眠りにつきました。翌日、用事のために訪れた場所の待合室で、ふと目に入った文字。
なんと、そこには「妙義」と書かれていたのです!
「えっ、妙義!?」
昨日、行ってみたいと思っていた、あの妙義神社のことが頭に浮かびました。
これはもう、行くしかないでしょう!
そう思い、用事を済ませると、妙義神社へと向かいました。
妙義神社は、群馬県富岡市、険しく美しい妙義山のふもとに鎮座する、歴史ある神社です。
御祭神には日本武尊(やまとたけるのみこと)をはじめとする神々がお祀りされており、開運や心願成就などのご利益でも知られています。
車で妙義山に近づくにつれ、なぜかだんだん怖くなってきました。手にはじんわりと汗がにじみます。それもそのはず。目の前にそびえる山は、あまりにも尖っていて、ゴツゴツとしていて……。
「えっ、こんな山なの!? ひぇ〜!」
思わず、そんな声が出てしまうほどでした。
ドキドキしながらも、なんとか無事に妙義神社へ到着。こんなにも緊張しながら神社に入るのは初めてです。まずは総門で、仁王像にご挨拶をして通ろうとした、そのとき。
「おいっ!」
少し怒ったような声が聞こえたのです。
「えっ!?」
驚いて振り返ると、そこには鬼が二体!
びっくりしたのと怖かったのとで、ちょっとしたパニック状態になってしまいました。
「初めてお邪魔します。ごめんなさい……」
そう心の中で伝え、その場を離れました。
いやぁ、本当に怖かったです(笑)。
本殿までは、長い石段が続いています。
よく見ると、石段は両端と真ん中で段差の高さが違っていました。私は真ん中寄りを上がっていたのですが、そのとき、ふと女性の声が聞こえたのです。
「端がいいわよ」
えっ? と思いながらも、言われたとおり端のほうを歩いてみると……。
「あら、本当だ!」
真ん中よりも段差が少し低く、登りやすかったのです。
「教えてくださって、ありがとうございます」
そう言って振り返ってみましたが、そこには誰もいませんでした。今の声は誰だったのでしょう?この神社をお守りしている方のどなたかが、教えてくださったのかしら。
そんなことを思うと、怖さよりも嬉しさが込み上げてきて、また一段一段、頑張って石段を登りました。
ようやく本殿にたどり着き、目の前に広がる光景を見て、思わず口から出た言葉。
「綺麗……!」
黒と金を基調とした、とても美しい本殿でした。その美しさに見とれながら、初めましてのご挨拶をしました。
(本殿の写真
毎度ながら撮り忘れております
)
ご神気を感じながら本殿の周りを回り、裏側へと進んでいくと……。
そこには、天狗様がお祀りされていたのです。
「こんなところに天狗さんがいるんだ!」
思いがけない出会いに、またびっくり。
妙義山の険しく力強い姿もあってか、私が感じた妙義神社のエネルギーは、とても野性的で、深く、力強いものでした。それでいて、どこか律儀さも感じられるような、不思議な魅力のある神社でした。
最初はあんなに怖かったのに、帰る頃にはすっかり怖さも消えていました。
今日もまた、素敵な神社とのご縁をいただけたことに感謝しながら、妙義神社を後にしました。
その日の夜、私は白い羽根の夢の続きを見たのです。夢に現れたのは、真っ白でふわふわとした羽根。その羽根が扇のような形に何枚も重なり、赤茶色の持ち手に取り付けられていました。そう、それはまるで、天狗様が手にしている団扇だったのです。ところが、その団扇で仰いでみても、出てくるのは弱々しい風。勢いよく風を起こすことなど、とてもできそうにありません。
一枚の白い羽根から始まった夢は、天狗様の団扇となって、これで終わりました。
けれど当時の私には、この団扇が何を意味しているのか、まったくわかりませんでした。
ただ、不思議な夢だったなぁ……。
そんなふうに思いながら、心の片隅にしまっていたのです。それから時がたち、今になって、ふと思うことがあります。もしかしたら、あの団扇は、当時の私自身の霊性や霊格を表していたのかもしれない、と。
団扇から出る風の強さをレベルで表すとしたら……。
私の風力は、なんと「ひよこ
ちゃんレベル」だったのかもしれません(笑)。
天狗様の団扇といえば、ひと仰ぎで強い風を起こすようなイメージがありますよね。
それなのに、私の団扇はそよそよ〜っと、か弱い風しか出せない。当時の私には、まだまだこれから育んでいくものがあったのかな……。そんなふうに、今の私は受け止めています。もちろん、本当の意味はわかりません。けれど、あの夢を見たことも、妙義神社を訪れたことも、今の私にとっては心に残る大切な出来事です。白い羽根の夢は、それ以来、見ることがなくなりました。
ところが、2026年の春。
今度は夢の中ではなく、実際に白い羽根を手にすることになったのです。場所は、栃木県佐野市にある出流原弁天池の駐車場。車から降りて、車の後ろをなんとなく見ると、草むらの中に白い羽根が刺さっていたのです。
(何かの鳥の羽根だと思います。猫達がニオイを嗅いで興奮するので
)
白い羽根との、思いがけない再会でした。
私は出流原弁天池によく足を運びます。
そのせいでしょうか。ここでは、不思議だなぁと感じる出来事が起こることが多いのです。夢の中で一枚の羽根から始まった物語。
それが天狗様の団扇となり、そして約2年後、再び現実の世界で白い羽根と出会うことになりました。この一連の出来事に、どんな意味があるのでしょう。今でも、その答えはわかりません。けれど、こうして振り返ってみると、不思議なご縁というものを感じずにはいられないのです。
皆さんは、よく訪れる神社や、何度も足を運ぶ場所で、不思議な経験をしたことはありませんか?私は、神様や龍神様、お稲荷様、天狗様など、そのお姿を実際に見たことはありません。けれど、何かを感じることはあります。声のように感じるものがあったり、空気やエネルギーの違いを感じたり。それが何なのか、私にはわかりません。でも、目に見えるものだけがすべてではないのかもしれない。そう思うと、なんだか心が温かくなります。
私たちは、目には見えない存在たちにも見守られ、支えられているのかもしれませんね。
そう考えると、自然と感謝の気持ちが湧いてきます。
これからも、いただいたご縁を大切にしながら、いろいろな場所を訪れ、自分なりに感じたことを大切にしていきたいと思います。![]()
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。![]()
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