No.8 丹光を見るためのトレーニング方法Lv.4
前回、就寝時にマブタの裏を眺めていると丹光が現れやす
いといった説明をしました。
これは瞑想をほとんど行わずに丹光が見えだした人の体験
談なんかでよく聞くので
これを丹光を見るための練習方法の1つとして使えると紹
介しましが
今回は、起きている意識状態で丹光を見るためのトレーニ
ング方法を紹介していきたいと思います。
この方法は、以前に丹光の一種と思われる光点を見るため
のトレーニング方法で紹介した やり方と同じなんですが、
若干違うのでもう一度、やり方の説明をしたいと思います
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~【トレーニング方法】~
まず、無地の壁から2メートルほど離れて座ります壁に模
様がある場合は、白い画用紙などを貼ってください
ここに直径2cm~3cm の丸いシールを貼り
それを見続けます。
時間は 最初は10分からはじめて慣れてきたら時間を増や
していきます。
この丸いシールをボーッと眺めているとシールの外側に沿
って残像が見えてきます
壁の色が白で 丸いシールの色が黒だと黄緑色の残像とし
て見えると思います。
ちなみに、僕がこの方法を行っていると5分ぐらいで、視
野に入っているモノ全てが真っ白なモヤ状に見えてきます。
光点を見るためのトレーニング方法はここまでだったんで
すが。
今回の丹光を見るための方法として丸いシールのまわりに
見えてくる残像を壁、全体に広げるようにしていきます
この方法の注意点なんですが部屋の電灯が電球色といわれ
るオレンジぽい色の場合だと残像が見えにくいので部屋の
明かりの色は 昼白色といった太陽の明るさに近いといわ
れる白が良いです
こういった、方法でボーッと壁を見続けていると数分から
数十分で全体的に黄緑色の残像が見えてくるようになりま
す。
残像と丹光は何らかの関係があるようで、もし白い壁なり
画用紙が全体的に黄緑色に見え出したら
たぶん、その人はすでに丹光が見える人だと思います。
こんな感じで残像現象を利用してトレーニングしていれば
いつかは見えるようになると思います
以上が、今回の丹光を見るための方法になります
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~【虚室生白】~
仙道では小周天と呼ばれている瞑想法があり、この小周天
を行っていると ある日モヤのようなものが見えてくると
されています。
このモヤが見え始める状態のことを【虚室生白】と呼んで
います、これが丹光のことだと思われます、【虚室生白】
荘子の言葉とされていて何もない部屋に日が差し込み、明
るくなることとされています。
丹光はマブタを閉じた暗闇に、ある日、光が見えてくる状
態なので まさに【虚室生白】といった言葉に当てはまりま
す。
ちなみに、仙道の思想的なバックボーンは荘子とされてい
るようです。
小周天と言う瞑想法を行いながら、意識でこの丹光と陽気
といった気のエネルギーを数百時間かけて、練り合わせて
いくと
小薬を数百時間、意識で練り上げていくと大薬といった金
色もしくは黄色の光が出来上がります。
モヤのような光が見え始めて大薬が出来上がるまでが仙道
では採薬と呼ばれている段階になります。
出来上がった大薬をさらに鍛え上げていき出神という自分
の分身を作り上げていきます。
大薬を練り上げて出神を作り上げている過程のどこかで先
天の気というものが動き出します。
先天の気とは、ヨーガでいうクンダリニーエネルギーと
同じもので
つまり仙道では大薬を練り上げていくとクンダリニーが
覚醒するとされています。
以前、作成したクンダリニー症候群の動画でゴーピ・クリ
シュナという人の体験談を紹介しましたが
彼も、クンダリニーが上昇する直前までの日々の瞑想で光
のようなものに意識を向けていた、ふしがありその光の
ことを光る蓮華と クリシュナは著書のクンダリニーにて
記しています。
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ということで、本来丹光は別の光に進化させていくことが
でき
最終的には体外離脱を可能にするための、自分の分身を作
り出す元になります。
それだけではなく、この光を練り上げていく過程でこの光
がトリガーとなり ある日、ヨーガで言うクンダリニーエネ
ルギーが上昇をはじめるといった可能性についても説明を
させていただきました。
丹光を進化させていく上で小周天をマスターする必要があ
りますが小周天の詳しい説明と実践方法については、また
別の機会にお話ししたいと考えています。